パリSG退団のカバーニ、新天地はポルトガルか?「ベンフィカと合意」と現地報道

2020年07月28日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

2年契約でベンフィカ入りが濃厚に

パリSGでは公式戦通算200ゴールを挙げ、クラブの歴代最多得点記録を更新したカバーニ。注目の新天地は?(C)Getty Images

 6月末に契約満了でパリ・サンジェルマンを退団したエディンソン・カバーニの新天地が、ベンフィカに決まりそうだ。

 現地時間7月26日にスペイン・メディア『TODOFICHAJES.COM』は、ポルトガルの強豪クラブからのオファーをカバーニが受け入れたと報じた。早ければ29日までにクラブから公式発表があると伝えている。

 同メディアによれば、ベンフィカは2年契約を提示しており、カバーニの異兄弟で代理人を務めるウォルター・グリエルモネ氏も概ね合意。残りは細部を詰めるのみで、33歳の点取り屋をコストゼロで手に入れることになる。

 今月17日に6シーズンぶりに古巣の指揮官に就任したジョルジェ・ジェズス監督も、国内リーグの覇権を奪還するためのキーパーソンとしてカバーニの加入を熱望しているようだ。

 13年夏から7シーズン在籍したパリSGで、カバーニはクラブ歴代最多となる200ゴールを挙げるなど長年活躍を続けてきた。しかし、19-20シーズンは怪我で出遅れ、その間に新加入のマウロ・イカルディにポジションを奪われたため、公式戦22試合で7得点に終わった。

 それでも、契約が切れたベテランCFの元には、アトレティコ・マドリーやインテルといったビッグクラブや、17年ぶりにプレミアリーグに復帰するリーズなど多くのオファーが舞い込んでいた。

 そのなかでポルトガル・リーグを選択したとなれば、レベルダウンした感は否めないが、ウルグアイ代表ストライカーはリスボンへと向かうのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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