2年契約でベンフィカ入りが濃厚に
パリSGでは公式戦通算200ゴールを挙げ、クラブの歴代最多得点記録を更新したカバーニ。注目の新天地は?(C)Getty Images
6月末に契約満了でパリ・サンジェルマンを退団したエディンソン・カバーニの新天地が、ベンフィカに決まりそうだ。
現地時間7月26日にスペイン・メディア『TODOFICHAJES.COM』は、ポルトガルの強豪クラブからのオファーをカバーニが受け入れたと報じた。早ければ29日までにクラブから公式発表があると伝えている。
同メディアによれば、ベンフィカは2年契約を提示しており、カバーニの異兄弟で代理人を務めるウォルター・グリエルモネ氏も概ね合意。残りは細部を詰めるのみで、33歳の点取り屋をコストゼロで手に入れることになる。
今月17日に6シーズンぶりに古巣の指揮官に就任したジョルジェ・ジェズス監督も、国内リーグの覇権を奪還するためのキーパーソンとしてカバーニの加入を熱望しているようだ。
13年夏から7シーズン在籍したパリSGで、カバーニはクラブ歴代最多となる200ゴールを挙げるなど長年活躍を続けてきた。しかし、19-20シーズンは怪我で出遅れ、その間に新加入のマウロ・イカルディにポジションを奪われたため、公式戦22試合で7得点に終わった。
それでも、契約が切れたベテランCFの元には、アトレティコ・マドリーやインテルといったビッグクラブや、17年ぶりにプレミアリーグに復帰するリーズなど多くのオファーが舞い込んでいた。
そのなかでポルトガル・リーグを選択したとなれば、レベルダウンした感は否めないが、ウルグアイ代表ストライカーはリスボンへと向かうのだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部