【J1採点&寸評】FC東京2-0浦和|鬼門を突破する圧巻の一撃!ブラジル人FWに採点8の最高評価

2020年07月19日 後藤勝

FC東京──移籍の橋本「浦和に僕自身一度も勝てていなかったので、本当に勝ててうれしい」

【警告】FC東京=中村帆(87分) 浦和=レオナルド(74分)、関根(92分)
【退場】FC東京=なし 浦和=なし
【MAN OF THE MATCH】アダイウトン(FC東京)

[J1リーグ5節]FC東京2-0浦和/7月18日/味の素スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5

堅守速攻という得意のスタイルを徹底して連勝を果たした。16年ぶりとなる味スタでの浦和戦勝利は苦手意識を払拭、今後につながる。

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6

個人で目立つ場面はなかったが、それだけ守備組織が改善されていたという証拠。絶えずコーチングも行ない、堅い守備の維持に貢献。

DF
2 室屋 成 7.5

先発に復帰した前節に続く活躍で、先制点をアシスト。今シーズンはブラジル勢+室屋が攻撃のキーポイント。明確な脅威となっていた。

4 渡辺 剛 6
最終ラインのウラをカバーする守備のセンスとスピードはさすが。一方でやや不安があるように見えたフィードは追求したいところ。

3 森重真人 7.5
急所をつくフィードで浦和を困らせていた。多摩川クラシコの不調から脱し、攻守に縦横無尽な昨季同様の姿を取り戻しているようだ。

6 小川諒也 6(82分 OUT)
キッカーを務め長い時間出場したものの、やや精彩を欠いた感も。さらにエネルギッシュに上下動を繰り返しチャンスに加わりたい。

MF
10 東 慶悟 6.5
(82分 OUT)
中盤でボールを落ち着ける役どころとなり、プレーメーカーとして機能。直接フィニッシュに絡まずとも周囲を活かす働きをこなした。

18 橋本拳人 6
適職のアンカーでバランスをとり、安定した試合運びを実現。移籍前最後の試合で苦手とする浦和撃破に貢献し、勝利に華を添えた。

31 安部柊斗 6.5(89分 OUT)
疲労の色濃い76分、カウンターで長い距離を走りレアンドロとのワンツーからシュート。橋本の後継者に名乗りを上げるパワフルさ。
 

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