【CLプレビュー】シャフタール 対 バイエルン|バイエルンは大量得点も可能だろう

2015年02月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

バイエルンのハイラインの裏を狙いたいシャフタール。

予想フォーメーション

シャフタール 対 バイエルン
2月17日(日本時間2月18日4:45)@アレナ・リビウ
(第2レグ|3月11日@アリアンツ・アレーナ)
 
[過去の対戦成績]
なし
 
≪シャフタール 勝利への戦術的ポイント≫
 
 技巧派揃いのシャフタールは、大抵の相手なら50パーセント強のボール支配率に持ち込める。だが、バイエルン相手となれば話は別だ。
 
 ラインを下げすぎずに相手の攻撃を跳ね返しながら、2列目のキープ力を頼りにバイエルンのハイラインの裏を狙いたい。ボアテングとベナティアのCBは人に強い反面、チャレンジ&カバーの意識がそれほど高くないため、速攻で裏を取れば好機到来。欧州トップクラスのシュート技術を誇るL・アドリアーノが仕上げ役だ。
 
 バイエルンといえども、アウェーでは90分の中でインテンシティが落ちる時間帯がある。そこを見逃さず、サイドバックやボランチを加えた波状攻撃を仕掛けたい。
 
[出場停止]MFステパネンコ
[怪我人]MFベルナール(欠場見込み)
 
 
≪バイエルン 勝利への戦術的ポイント≫
 
 シャフタールには、引いたところから一気にゴールに迫るだけのスプリント力を持ったFWがいない。カウンターの脅威に晒される心配はなさそうだ。
 
 相手が格上でも、ボール奪取後はパスを繋いで攻勢に転じようとするシャフタールは、バイエルンにしてみれば与しやすい。敵が攻撃態勢に入ったら激しいプレスでボールを奪い、そのままフィニッシュまで持っていくという狙い通りの形に持ち込める。大量点も十分可能だ。
 
[出場停止]なし
[怪我人]DFラーム(欠場見込み)、MFハビ・マルティネス(欠場見込み)、MFチアゴ(欠場見込み)、MFシャビ・アロンソ

(ワールドサッカーダイジェスト2015.2.19号より一部修正・加筆)

【写真で回想】バイエルンのCL史
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