【山口】6月27のJ2再開へ霜田正浩監督は感謝の想い「ここからは僕らが皆さんに貢献する番」

2020年05月29日 サッカーダイジェスト編集部

「僕らの情熱をしっかり伝えられるプレーを約束します」

J2は6月27日からの再開が決定。霜田監督も新たな決意を語った。写真:徳原隆元

 5月29日、Jリーグは臨時実行員会を開催し、新型コロナウイルスの影響で中断となっていたJリーグの再開を発表した。7月4日のJ1再開に先立って、J2の再開、J3の開幕は6月27日に決まった。

 この決定を受けてJ2・山口の霜田正浩監督は次のようにコメントを発表している。
「本日、Jリーグから発表がありました通り、6月27日よりリーグ戦が再開されることが発表になりました。
 
 緊急事態宣言が出される中、特に日本は罰則のない自粛規制でこの第1波を乗り越えた事、日本人の人を思いやる気持ちや精神、教育、文化の賜物だと思っています。

 山口県においても、皆さんの自粛や医療従事者の方々のおかげで感染者の爆発的増加がなく、県の方々のご理解とご協力でレノファの活動自粛を最小限に抑えられた事、心から御礼申し上げます。ありがとうございました。第2波への対策も徹底したいと思っています。

 これからJリーグが再開します。ここからは僕らが皆さんに貢献する番だと思っています。当面の間は、無観客試合が続くと思いますが、画面や誌面を通じて、僕らの情熱をしっかり伝えられるプレーを約束します。

 山口県の皆さん、サポーターやパートナーの皆さんに勇気と元気を届けるために、昇格という大きな目標達成のために、人知を尽くします。

 また皆さんと一緒に戦える毎日が来るのが本当に嬉しいです。
サッカーの力で山口を元気にしましょう。」

 4月12日から活動を休止していたチームは、5月11日からはグラウンドを開放し、自主トレーニングを行なえる体制を整え、山口県が緊急事態宣言の対象地域から除外されたことを受け、18日からは新型コロナウイルス感染予防・拡大防止対策を徹底したうえで、トレーニングを再開していた。

 霜田監督体制3年目となる山口が、再開後、どのようなサッカーを見せてくれるのか楽しみだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部
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