【移籍市場超速報】CB補強難航のインテルにSBサントン復帰

2015年02月02日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

攻撃の主力級は獲得したものの守備の駒も増やしたいインテル。

2011年に長友佑都と入れ替わりでチェゼーナに移り(レンタル)、その後はニューカッスルでプレーしていたサントン。 (C) Getty Images

 ルーカス・ポドルスキ、ジェルダン・シャキリ、マルセロ・ブロゾビッチと、レギュラー級を相次いで補強したインテルだが、ロベルト・マンチーニ監督はさらに最終ラインの補強をクラブに要請している。
 
 当初は7月からの獲得が決まっているコロンビア人CBジェイソン・ムリージョ(グラナダ)の移籍を早めようとしたが、残留争いを続けるグラナダが戦力低下を嫌ってこの話は不成立。続いてターゲットとなったロドルフォ(グレミオ)も、レンタルを望むインテルに対して、グレミオ側は完全移籍を要求して条件面で折り合わず、交渉が進展しない。
 
 それもあって、メルカート最終日に向けて浮上しているのが25歳のクロアチア代表ドマゴイ・ヴィダ(ディナモ・キエフ)。とはいえ、残された24時間足らずで交渉がまとまるかどうかは未知数だ。
 
 その一方で、2月1日になって突然浮上したのが、2011年にニューカッスルに放出した生え抜きのSBダビデ・サントンの買い戻し。インテルは1日で交渉をまとめ上げ、買い取りオプションつきレンタル(一定の試合に出場した場合は370万ユーロでの買い取りが義務になる)での移籍で基本合意した模様だ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野 道郎
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