サンプドリア エトー獲得が内定 & 主人公にしたドキュメンタリー映画の制作も

2015年01月19日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

引退後は幹部としてクラブに残る道も。

エトーの獲得を決めたサンプドリアは、彼を主人公としたドキュメンタリー映画の制作も構想しているという。 (C) Getty Images

 サンプドリア移籍で合意したサミュエル・エトーの契約の詳細が明らかになった。
 
 期間は2016年6月までの30か月契約で、年俸は150万ユーロ(約2億1000万円)。引退後は幹部としてクラブに残る道も開かれている。
 
 さらに、映画プロデューサーを本業とするサンプドリアのマッシモ・フェレーロ会長は、エトーのサンプドリアでの日々を題材にしたドキュメンタリー映画の制作も企画しているという。
 
 現時点ではエバートンの会長の最終的なOKが出ていないが、それ以外についてはすべて合意が成立済み。イタリア入りして契約書にサインするのは今週後半になる見通しだ。
 
エトーに続いてムリエルの獲得も決定
 
 サンプドリアは、1月16日にエトーの獲得をほぼ決めたのに続いて、17日にはコロンビア代表FWルイス・ムリエルの獲得についても、ウディネーゼと最終的な合意に達した。
 
 先週の段階で一度は移籍交渉がまとまり、メディカルチェックまで漕ぎ着けていたが、そこで筋肉系の小さな故障が見つかったため、ウディネーゼに条件面の見直しを求めていた。
 
 最終的に移籍金1050万ユーロ(約14億7000万円)+ボーナス150万ユーロ(約2億1000万円)――15-16シーズン末までに30試合以上出場した場合――という条件で、改めて合意を見出した模様だ。さらにサンプドリアには、ウディネーゼからCBアンドレア・コーダも無償で移籍する。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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