一定の手応えを語りつつも、「厳しい自己評価をしておくべきやと」
デビュー戦ゴールを決めた本田だが、手応えとともに厳しい自己評価も
今年2月にブラジルの名門ボタフォゴに移籍した本田圭佑が現地3月15日(日本時間16日)、リオデジャネイロ州選手権のバングー戦でデビュー。PKでの得点でゴールという結果を残した。
ついに王国ブラジルでベールを脱いだ本田。インサイドハーフの位置で先発した元日本代表は28分、チームが奪ったPKでキッカーを託された。これを左足で冷静にゴール左隅に沈め、デビュー戦ゴールを決めた。
本田は63分に途中交代でピッチを後にしたものの、地元メディアの評価は上々。SNSでは、サポーターがデビュー戦で結果を残した本田のパフォーマンスを絶賛している。
試合後、本田は自身の有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』で、デビュー戦を終えてのコメントを配信。ブラジル入りからようやく訪れたデビュー戦において、本田自身、ゴールという結果が最も大切だったと振り返っている。
ついに王国ブラジルでベールを脱いだ本田。インサイドハーフの位置で先発した元日本代表は28分、チームが奪ったPKでキッカーを託された。これを左足で冷静にゴール左隅に沈め、デビュー戦ゴールを決めた。
本田は63分に途中交代でピッチを後にしたものの、地元メディアの評価は上々。SNSでは、サポーターがデビュー戦で結果を残した本田のパフォーマンスを絶賛している。
試合後、本田は自身の有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』で、デビュー戦を終えてのコメントを配信。ブラジル入りからようやく訪れたデビュー戦において、本田自身、ゴールという結果が最も大切だったと振り返っている。
「(「デビュー戦ゴールおめでとうございます」という問いかけに対し)そうですね。そこはいつも以上にこだわって準備してきたんで。もちろん、チームが勝つことが一番なんですけど、でも今後自分がこのチームでやっていくうえで一番大事なことって、早くチームの一員として迎え入れられることやと思っているんですよ。
デビュー戦というのは、他の仲間の心を一気に掴むのに一番大事な場なので。それを狙って、その緊張感を自分に与えながら1カ月間練習してきた。PKというのは意図した形でなかったですけど、どういう形であれ個人的に数字を残すのが最も大事なことだった。
最低限やりたかったことができたのは良かったと思っています」
結果に対してはまずまずの手応えを得た本田だが、課題も口にする。「あのー、前半はそれなりに楽しめたんですけど、後半は結果的に失点もしてしまった。カウンター食らう回数も増えてきて、チームの出来に個人の出来も引っ張られた部分はあるんで、不完全燃焼ではありましたね。
難しいですね。一定の手応えはありつつも、結果も引き分けだし、PKの得点がなかったら厳しい評価をされてもおかしくなかった。厳しい自己評価もしておくべきやと思っています」
さらに本田は、後半途中に交代させられたことにも納得がいかない様子。
「僕は90分出て、その中で結果を出す挑戦をしているんで、交代させられるとすごくえ?ってなっちゃう。今日もまったく交代させられる意味がわからなかったんで。病み上がりやったからかどうか、わからないですけど。また聞きに行こうと思ってますけどね」と、さっそく本田節が飛び出している。
今後に向けては、「1試合、1試合ですね。照準を1試合先に合わせて、そこで結果を出すために挑戦していこうと思っています」 と州選手権での展望を語っている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部