“ピルロ監督”がついに誕生か!「ユベントスのペップやジダンに」と地元紙

2020年03月12日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

昨夏からUEFAライセンスPROの取得にも。

来シーズンからユベントスU-23監督に就任すると報じられたピルロ。(C)Getty Images

 稀代のレジスタがサッカー界の現場に復帰するようだ。現地時間3月11日にイタリアの『ラ・スタンパ』紙が、「アンドレア・ピルロがユベントスに指導者として復帰する」と報じた。
 
 ピルロはミランやユベントス、そしてイタリア代表などで活躍し、同年代のシャビ(現アル・サッド監督)ともに「世界最高の司令塔」と謳われた。2017年11月にニューヨーク・シティで引退している。
 
 以降はテレビ解説者を務める傍らでコーチングライセンスの取得にも動き、2018年にはUEFAライセンスA級を取得。さらに昨夏からはセリエAクラブを指揮できるUEFAライセンスPROの受講も受けている。
 
 ラ・スタンパ紙はピルロがすでにユベントスと合意し、来シーズンからU-23チーム(セリエCに参戦中)の監督を務めると報道。「(同じく下部組織のチームで経験を積んだ)ジョゼップ・グアルディオラやジネディーヌ・ジダンがロールモデルで、いずれ彼らのようにトップチームを率いるだろう」と伝えた。
 
 ちなみに、現在ユベントスU-23を率いるのは、元アビスパ福岡監督のファビオ・ペッキア。昨夏のその就任時には、ピルロも候補者の一人として取沙汰されていた。
 
 
 1979年生まれで現在40歳のピルロだが、現役時代に仲間だった同年代のジェンナーロ・ガットゥーゾ(ナポリ監督)、フィリッポ・インザーギ(現ベネベント監督)、アレッサンドロ・ネスタ(現フロジノーネ監督)、ファビオ・リベラーリ(現レッチェ監督)、エウジェニオ・コリーニ(元ブレッシャ監督)などは、すでに指導者キャリアをスタート済み。彼らに続いて、ついに「ピルロ監督」が誕生するのだろうか。注目が集まる。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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