「出て行ってくれ」「カリウスか!」痛恨ミスのリバプールGKに辛辣批判!CL敗退の戦犯に…

2020年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

故障で欠場したアリソンに変わって出場

リードを奪った直後に痛すぎるミスを犯したアドリアン。(C) Getty Images

 ひとつのミスが明暗を分けた。

 現地時間3月11日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16、リバプール対アトレティコ・マドリーの第2レグは、延長戦にもつれ込む大熱戦となった。

 敵地での第1レグを0-1で落としていたリバプールは、43分にジョルジニオ・ヴァイナルダムのヘッド弾で2試合トータル1-1の同点に。そして、延長に入って94分に決まったロベルト・フィルミーノのゴールでリードを奪う。

 まさかのミスが起きたのは、その3分後だった。GKアドリアンがバックパスをダイレクトで前方に送ろうとするも、これが敵のFWジョアン・フェリックスに渡ってしまい、そこからショートカウンターを浴びて、マルコス・ジョレンテにゴールを許したのだ。

 痛恨のアウェーゴールを献上してしまい、一気に追いかける立場となったレッズは猛攻を仕掛けたものの、ゴールをこじ開けられない。逆に、延長後半アディショナルタイムにジョレンテ、試合終了場際にはアルバロ・モラタに追加点を奪われて万事休した。
 
 試合後、リバプールのユルゲン・クロップ監督は、「彼は責められない。これまで何度も我々を救ってくれた」とアドリアンを庇ったが、落胆を隠せないファンも少なくない。故障で欠場した正守護神アリソンの代役を務めたスペイン人GKに、辛辣な言葉も飛んでいる。

「キーパーの差で勝負が決まったな」
「アンフィールドから出て行け」
「単純にリバプールでプレーするレベルではない」
「まるでカリスウのようだ…」
「"コロナカリウス"にかかったのか」
「これまでもミスが多かった」
「大きすぎる代償を支払った」

 レアル・マドリーと戦った2シーズン前の決勝でも、ロリス・カリウス(現在はベジクタシュにレンタル)の致命的なポカによる失点が響いて敗れていため、それを思い出すサポーターも少なくなかったようだ。

 アトレティコの守護神ヤン・オブラクが好セーブを連発していただけに、「アリソンがいれば…」と嘆いたファンも多かったことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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