「今シーズン最悪の試合」首位陥落にマドリーのジダン監督が嘆き節!「タイトルに響く」と選手も危機感

2020年03月09日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

首位バルサとは2ポイント差

ベティスの痛恨の敗戦を喫したマドリー。カゼミーロ(左)やS・ラモス(右)も反省を口に。 (C)Getty Images

 クラシコでの勝利を生かすことができなかった。レアル・マドリーは3月8日、ラ・リーガ第27節でベティスに敵地で1-2と敗戦。前日に勝利したバルセロナに勝点2差の2位に転落した。

 チャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16第1レグでマンチェスター・シティに敗れたのを含めれば、公式戦4試合で3敗目。『ESPN』によると、ジネディーヌ・ジダン監督は「最初から最後まで悪い試合をしてしまったと思う」と落胆している。

「残念だよ。我々は良い試合をするチャンスがあったのに、生かせなかったのだからね。我々はまったくプレーしなかった。説明ができない」

 さらに、フランス人指揮官は、「監督はわたしであり、うまくいかない時や、話してきたことができない時の責任はわたしにある」と続けた。

「我々の今季ワーストゲームだ。攻守両面でエネルギーがなく、相手を苦しめられるだけの十分な動きがなかった。2失点したが、何よりわたしが嫌だったのは、ボールを持った時のプレーだ」
 
 キャプテンのセルヒオ・ラモスも「妥当な結果だ。自己批判をしなければならない。今日の僕らは良くなかった」と話している。

「十分じゃなかった。僕たちはもっとインテンシティーを出してファイトしなければいけなかった。まだ11試合が残っている。優勝したければ、チャンスを捨ててはいけない」

 MFカゼミーロも「優勝するにはすべての試合で良いプレーをしなければいけないと知っている。そして、きょうの僕らはそれができなかった」と同調した。

「彼らのほうが良かったね。言い訳はない。相手のほうがより良いプレーをした。僕らはバルセロナとの試合のレベルじゃなかったよ。(この敗戦は)リーグ(タイトル)につながりかねない」

 ジダン・マドリーはここから立ち直ることができるのか。次節は13日、乾貴士が所属するエイバルを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎える。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

次ページ【動画】マドリーが痛恨の敗戦!ベティス戦のハイライトはこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事