現地時間３月７日に開催されたラ・リーガ第27節のエイバル戦で、マジョルカにアウェー初白星をもたらす出色のパフォーマンスを見せたのが久保建英だ。

　３-４-３の右ウイングで３試合連続のスタメンを飾った日本代表MFは、ボールを持つと果敢に仕掛けて敵の脅威となる。

　41分には左サイドで抜け出ようとしたところを倒されて、FKを獲得。これがダニ・ロドリゲスの先制弾に繋がった。
 

　１-０で迎えた78分には、右WBアレハンドロ・ポソから敵ゴール前でパスを受けると、巧みなフェイントでDF２人をかわして、右足を振り抜き、貴重な追加点をゲット。２点に絡む活躍で２-１の勝利の原動力となった。

　この18歳のパフォーマンスを現地メディアも称賛している。

　スペイン紙『MARCA』の英語版は、「タケフサ・クボは成長を続けている」と見出しを打ち、次のように綴っている。

「クボはレンタル移籍中のマヨルカで成長を続けている。日本の若者は、信じられないほどの才能を証明し、マジョルカにとって今季初のアウェー戦勝利となる２-１の白星に貢献した」

　また、デジタル新聞の『El Espanol』は、「クボのゴラッソがビセンテ・モレーノ監督を生き返らせる」と綴り、「素晴らしいショットだった」「GKドミトロビッチが広く開けているサイドを狙い、２点目を奪った」と称えている。

　ここ３試合で２ゴール・１アシスト、そして何らかの形で全５得点に絡んでいる久保。この勢いはどこまで続くのか。現地での注目も俄然高まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


【動画】久保建英が右足で今季３ゴール目を奪取！エイバル戦のハイライトはこちら

【PHOTO】今季３ゴール目をマーク！スペインで躍動する久保建英の厳選写真を一挙公開！