21戦無敗のラツィオ、ついに暫定首位に浮上!ボローニャ冨安健洋のボレー弾はVARで取り消しに…

2020年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

3分間で2ゴールを叩き出す

攻守に奮闘した冨安(左)だが、好調ラツィオの勢いを止められず。(C)Getty Images

 現地時間2月29日、セリエAの第26節が開催され、首位ユベントスと1ポイント差の2位につけるラツィオが、冨安健洋が右SBで先発したボローニャと対戦した。

 リーグ戦20戦負けなしと絶好調のラツィオは、立ち上がりからボローニャを圧倒。インモービレとコレアの2トップを中心に、次々にチャンスを作り出す。

 迎えた18分、カウンターから流れるようにボールを運び、最後はインモービレのパスを受けたルイス・アルベルトが技ありのシュートで先制点を奪う。さらにGKストラコシャのビッグセーブでピンチを凌いだ直後の21分、今度はL・アルベルトのパスを受けたコレアのシュートが敵DFにリフレクトしてネットを揺らし、あっという間にリードを広げる。

 いきなり2点のビハインドを負ったボローニャは28分、冨安が敵ペナルティーエリア内に進入してクロスを送り込むも、中央のオルソリーニに合わなかった。

 後半はアウェーチームのペースで試合が進む。だが、52分にDFデンスビルのゴールがハンドで取り消されると、68分に冨安が叩き込んだ鮮やかなボレーシュートも、パラシオにオフサイドがあったとしてVAR検証で無効となる。
 
 運も味方につけたラツィオが2-0で勝利し、ついに暫定首位に浮上。3月1日に開催予定だった首位のユベントスと3位インテルの試合が新型コロナウイルスの影響で中止になったため、今節終了時点での1位が確定した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
 

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