メッシの圧巻4ゴールなどバルサが今季6度目の“マニータ”達成!エイバル乾貴士はベティス時代の指揮官の前で…

2020年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

メッシは2020年初のハットトリック

メッシが4ゴールと圧巻の活躍。乾も3本のシュートを放ったが……。(C)Rafa HUERTA

 現地時間2月22日に開催されたラ・リーガ第25節で、首位のレアル・マドリーを1ポイント差で追うバルセロナが、乾貴士を擁するエイバルと対戦。乾は4-2-3-1の左サイドハーフでスタメン出場を果たした。

 序盤から圧倒的にボールを支配しながら、決定機を作り出せなかったバルサは14分、ラキティッチの縦パスを受けたメッシが股抜きでDFをかわして、左足でシュート。最初のチャンスで先制に成功する。

 アルゼンチン代表FWは、37分にもビダルのパスを受けてドリブルで持ち込み、流し込むようなシュートで追加点を奪取。その3分後にも、ゴール前でこぼれ球を難なく決めて、前半のうちに2020年になって自身初めてのハットトリックを達成する。

 3点のビハインドを背負ったエイバルは60分、ホセ・アンヘルがFKで狙うも、GKテア・シュテーゲンの好セーブに防がれる。それで得たCKのこぼれ球をミートした乾の強烈なシュートもドイツ代表守護神の正面を突いた。

 その直後にも、セメドからボールを奪った乾が左サイドからドリブルで持ち込み、得意の形からシュートを放つも、デヨングにブロックされる。とりわけ後半は、エイバルの攻撃陣のなかで存在感を発揮していた日本代表MFだったが、66分にデ・ブラシスと交代。ベティス時代に師事したバルサのキケ・セティエン監督の前で、目に見える結果を残すことはできなかった。

 72分には、バルサに加入したばかりのFWブライトワイトがデビュー。87分に左サイドからのクロスでメッシの4点目をお膳立てすると、その2分後にもアルトゥールのゴールを呼び込むシュートを放ち、上々のパフォーマンスを披露した。

 メッシの4ゴールなどで、公式戦今季6度目のマニータ(5点)を達成したバルサ。25日に行なわれるチャンピオンズ・リーグのナポリ戦、そして3月1日に開催されるマドリーとのクラシコに向けて、勢いのつく勝利を挙げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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