【ルヴァン杯・採点&寸評】浦和5-2仙台|レッズの新助っ人レオナルドが躍動!ベガルタでは19歳の新鋭が存在感

2020年02月16日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

浦和――関根は切れ味鋭いドリブルを活かして何度もチャンスメイク

【警告】浦和=なし 仙台=パラ(74分)
【退場】浦和=なし 仙台=なし
【MAN OF THE MATCH】レオナルド(浦和)

[ルヴァンカップ・グループステージ1節]浦和5-2仙台/2月16日/埼玉

【チーム採点・寸評】
浦和 6.5

終盤はややトーンダウンしたものの、後半途中まで素早い攻守の切り替え、連動したプレッシング、連係の取れたパスワークを披露。多くのファン・サポーターが今後に期待が持てる出来だったはずだ。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6

2失点はストップが難しいものだったが、どちらかでも止めていればチームに余裕をもたらせたのは間違いない。それでもキャプテンとしてチームとまとめ、勝利に貢献した。

DF
4 鈴木大輔 6

しきりに味方に声をかけて最終ラインをコントロールし、球際では激しいスライディングタックルでボールをかっさらった。エリアギリギリでのファウルはヒヤリとさせたが、終始頼もしい存在だった。

6 山中亮輔 6.5(85分OUT)
出足の素早いプレスでボールを奪えば、ガンガン仕掛けて決定機を何度も演出。特に35分のオーバーラップからのクロスは見事だった。

27 橋岡大樹 5.5
パスミスを繰り返し、攻撃のリズムを乱す要因に。守備面でも後手に回るシーンが目についた。本来の実力を考えればやや物足りないパフォーマンスに。

31 岩波拓也 6
対人戦で負ける回数は少なかった。ただし、ほんの数回相手のマークを外し場面も見られ、ピンチを招いていたのは課題だ。
 
MF
10 柏木陽介 6
(77分OUT)
持ち前の的確な配給はもちろん随所で光ったが、特に際立っていたのは、攻撃から守備に移った時の寄せの早さ。カウンターの芽を未然に摘んでいた。

24 汰木康也 6.5(70分OUT)
4分にエリア内に侵入したのを皮切りに、度々相手の脅威に。タッチライン際でボールを受けると、すかさず前を向いて積極的に仕掛けて攻撃を推進させた。

29 柴戸 海 6.5
豊富な運動量を駆使して味方と連動すると、相手を囲い込んでボールを回収。一方でボールロストは少なく、安定していた。

41 関根貴大 7
レオナルドの先制点をお膳立てするなど、切れ味鋭いドリブルで敵陣を突破し、何度もチャンスメイク。ダイレクトパスも冴えていた。

 

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