【東京V|新体制】”新たな得点源”大久保ら12人を迎えて悲願のJ1昇格へ!永井監督が語った抱負は

2020年01月20日 海江田哲朗

新体制発表会を実施。新たな戦力を加えて、悲願のJ1昇格を目指す。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 就任2年目を迎える永井秀樹監督の隣に、でんと構えるのは磐田から獲得した大久保嘉人。1月20日、東京Vは2020シーズンの新体制発表を行なった。

 新加入は得点源として期待される大久保のほか、2012年シーズン以来、8年ぶりの復帰となる高橋祥平、テクニックに長ける井出遥也、左サイドに厚みを加える福村貴幸、ブラジル人GKのマテウス、今治への期限付き移籍から復帰した中野雅臣。ユースからは松橋優安、藤田譲瑠チマ、石浦大雅、馬場晴也が昇格し、16歳の阿野真拓は超飛び級で昇格を果たした。

 永井監督は「(シーズン途中の監督就任だった昨季と違い)今季はスタートからやれるので楽しみです。素晴らしい選手たちが揃い、ユースからの教え子は全部で8人になります。若い彼らには新しい時代を、東京Vの未来を自分たちの力でつくるんだと言い続けています。昨年お見せしたサッカーを、あらゆる面において進化させたい」と意欲を燃やす。
 
 チームは10日に始動したばかりだが、「J1昇格。最低でも二桁得点」を目標に掲げる大久保は早くも中核を成し、周囲に影響を与え始めている。昨季の課題だったフィニッシュの部分をいかに改善できるか。日本代表、及びJリーグで一時代を築いたストライカーにかかる期待はことさら大きい。

 チームは26日から沖縄キャンプ入り。練度をさらに高め、2月23日の開幕にピークを持っていくと、徳島戦に照準を合わせている。

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取材・文●海江田哲朗(フリーライター)

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