【カタール戦|採点&寸評】相変わらず遅かった交代選手の投入。最大の疑問として残ったのは…

2020年01月16日 飯尾篤史

町田はもっと左足を活かしてほしい

カタール戦のスタメン布陣。第2戦のシリア戦から6名を入れ替えたが、フィールドプレーヤーでは菅、遠藤を起用することはなかった。

【日本代表・総評】
5.5

田中碧の一発レッド、齊藤のPK献上はいずれも厳しく、特に後者はミスジャッジだろう。こうした不運に足を引っ張られながら、小川の意地の一発で勝点1を手に入れた。ただし、チーム全体的に疲労の色が濃く、身体のキレを欠く選手も多かった。フレッシュな選手を起用し、最後くらいは躍動感の溢れるサッカーを見せてほしかった。
 
【個人採点・寸評】
GK
12 大迫敬介 6

相手のミドルシュートを落ちついてセーブ。その後のフィードの判断もよく、安定感、存在感を示した。PKの失点は仕方がない。

 
DF
2 立田悠悟 6

リスク管理を重視して、シンプルにプレー。ただし、ビルドアップの場面でも安全なパスが多く、持ち運んだ場面は一度だけだった。
 
17 町田浩樹 5.5
時折縦パスを食野に入れたが、近くの選手に預けるパスが多かった。武器であるその左足をもっと活かしてほしい。
 
22 橋岡大樹 6
相手FWとよくバトルし、身体を張った。右ウイングバックだけでなく、3バックの一角としてプレーできることも証明。パスミスがやや多いのが玉に瑕。

次ページ旗手は仕掛ける意思は見せたものの疲労の色を隠せず

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