「アクティブな動きから決めた!」今季4点目を挙げた岡崎慎司を現地紙が高評! 一方の香川真司はまさかの最低評価に…

2019年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シンジ対決」は明暗が分かれる形に

アラゴン・ダービーで今シーズン4点目を奪った岡崎。(C) Rafa HUERTA

 現地時間12月22日に行なわれたラ・リーガ2部の第21節で、5位のウエスカが3位のサラゴサをホームに迎え、2-1で勝利。後者を抜いて暫定3位に躍り出た。

 このアラゴン・ダービーで、ウエスカの岡崎慎司とサラゴサの香川真司はともにスタメン出場。プライベートでも仲の良い2人のシンジの直接対決が実現した。

 4-3-3のCFに入った岡崎は開始16分、左サイドからセルヒオ・ゴメスが上げたクロスにダイレクトで合わせてネットを揺らす。決まっていればゴラッソだったが、VAR判定の末にオフサイドで取り消された。

 しかし、その4分後だった。またも左サイドからS・ゴメスが送り込んだグラウンダーのクロスに反応した岡崎は、敵のCBの前に入って左足でゴールにねじ込み、先制点を挙げる。これが第13節のエルチェ戦以来、約2か月ぶりとなる今シーズン4点目となった。

 スペイン紙『AS』は、このゴールを次のように紹介した。

「日本人ストライカーは最初のゴールはVARで無効になったが、2度目は決めてみせた。セルヒオ・ゴメスのクロスに対し、アクティブな動きでDFクレメントの前に入って、フィニッシュした」

 勝利したウエスカに対し、同紙は先発11人中7人が星1つ(3つが最高)という厳しい採点をつけているが、岡崎には星2つの高評価を与えた。

 一方の香川は、4-4-2の左サイドハーフで先発。クロスバー直撃のFKを放つなど見せ場を作ったが、57分に両チームを通じて最初の交代でベンチへ。不完全燃焼なのは明らかで、悔しそうな表情を浮かべてピッチを去った。

『AS』紙の評価も厳しく、いずれも退場した右SBユリアン・デルマスやCBアルベルト・ギティアらとともに「星なし」。出場時間が短かった影響もあってか、まさかの最低評価となった。

 香川がドルトムント、岡崎がマインツでプレーしていた時以来となる「シンジ対決」。その結果は明暗が分かれる形となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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