「順位もライバル」「ホームでは負けられへん」アラゴンダービーを前に2人の”シンジ”が共演

2019年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

サラゴサとウエスカが位置するのはスペインのアラゴン州

第21節で直接対決となるサラゴサの香川真司(左)とウエスカの岡崎慎司(右)。(C)SOCCER DIGEST

 ラ・リーガ2部では、12月22日に香川真司の所属するサラゴサと岡崎慎司が所属するウエスカのアラゴン州ダービーが行なわれる。2位までがラ・リーガに自動昇格となる中、前節を終えてサラゴサは勝点33で3位、ウエスカは同32で5位につける。

 このサラゴサ、ウエスカ両チームが位置するのは、同じスペインのアラゴン州だ。まさにライバル同士のダービーとなる注目の一戦だが、大一番を前に2人の"シンジ"はアラゴン州観光局が制作した動画でひと足先に共演を果たした。

 動画の内容は、バルで待ち合わせた香川と岡崎が2人でワインを飲みながら語らうという作りで、岡崎が「良い街やね」とサラゴサについて語ると、香川が「街自体意外と大きいし、建物も綺麗で食事が美味しい」と説明。岡崎もすかさず「ウエスカも良いよ。ちっちゃい町がいっぱいあって、山が近く景色が良いし、飯が美味しい」と対抗する。

 和気あいあいと語る2人だったが、サッカーの話になると声を揃えて「今週末はアラゴンダービー」と直接対決を意識。
 
 香川が「アウェーだけど負けられない。順位もライバルだし、勝たなければいけない試合」と仕掛けると、岡崎も「ホームでは負けられへんからね。どっちが勝つか」と2人で拳を突き合わせまたほほ笑む。他にもアラゴンの名所を語り「良い試合をしよう」と別れて締めくくる3分弱の動画だ。

 香川は、第20節のラシン・サンタンデール戦で4試合ぶりにスタメン出場し、リーガ初アシストを記録。岡崎はここ3試合連続でベンチスタートながら、今季は17試合に出場し3得点を記録している。

 日本代表のチームメートとして苦楽を共にした2人の直接対決はピッチ上で実現するのか? 12月22日に行なわれるウエスカ対サラゴサのアラゴン州ダービーに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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