C・ロナウドやモドリッチが代表格!「1985年生まれ」でベスト11を組むと?

2019年12月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

アタッカー陣は役者が揃う

『ワールドサッカーダイジェスト』誌が選んだ1985年生まれのベスト11。(C)Getty Images

 生年ごとにベスト11を選んで「最強世代」を見つけ出すのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌で好評連載中の「年代別ベスト11」だ。その15回目は「1985年生まれ」を紹介する。

 とりわけタレントが豊富なのが、攻撃陣だ。言わずと知れた世界最高峰のC・ロナウドを筆頭に、2トップはキャリア通算のゴール数が300を超えているルーニーとM・ゴメス。3人ともチャンピオンズ・リーグを制した経験があり、実績は十分だ。

 現在はSBが主戦場ながら、縦への突破からのピンポイントクロスに定評があるウイング出身のJ・ナバスを右サイドに置いた。
 
 アタッカー陣を支えるダブルボランチは、バロンドール受賞者のモドリッチとグアルディオラが絶大な信頼を寄せるフェルナンジーニョで構成。CBにはライン操舵に長けたアルビオルと、高さと強さに足下の技術を備えるケイヒルを選出した。

 その両脇をサバレタ、コラロフというマンチェスター・シティのニ度のリーグ優勝に貢献した名手で固める4バックを採用。左SBはフィリペ(フラメンゴ)も有力候補の一人ながら、ワールドクラスの左足を持つコラロフの攻撃性能を高く評価した。

 守護神はジエゴ・アウベス(フラメンゴ)やマンダンダ(マルセイユ)も捨てがたいが、昨シーズンにプレミア1位の148セーブを記録したファビアンスキをチョイス。とはいえ、いわゆる一線級が不在のGKとCBは他のポジションに比べると見劣りが否めない。「S」評価が妥当だろう。
総合評価「S」(SS、S、A、B、C、Dの6段階)

●1985年生まれのベスト11●
【GK】 
ウカシュ・ファビアンスキ
代表:ポーランド代表
現所属クラブ:ウェストハム

【DF】
アレクサンダル・コラロフ
代表:セルビア代表
現所属クラブ:ローマ

ラウール・アルビオル
代表:スペイン代表
現所属クラブ:ビジャレアル

ガリー・ケイヒル
代表:元イングランド代表
現所属クラブ:クリスタル・パレス

パブロ・サバレタ
代表:元アルゼンチン代表
現所属クラブ:ウェストハム

【MF】
フェルナンジーニョ
代表:ブラジル代表
現所属クラブ:マンチェスター・C

ルカ・モドリッチ
代表:クロアチア代表
現所属クラブ:R・マドリー

クリスチアーノ・ロナウド
代表:ポルトガル代表
現所属クラブ:ユベントス

ヘスス・ナバス
代表:スペイン代表
現所属クラブ:セビージャ

【FW】
ウェイン・ルーニー
代表:元イングランド代表
現所属クラブ:DCユナイテッド

マリオ・ゴメス
代表:元ドイツ代表
現所属クラブ:シュツットガルト

※『ワールドサッカーダイジェスト』2019年12月5日号より転載
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