南野拓実の獲得をリバプール主将や名手ファン・ダイクがクロップ監督に進言か? 現地紙が報じる!

2019年12月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

CLでの直接対決が決め手に

試合後に握手を交わす南野(左)とファン・ダイク(右)。チームメイトとなるのか? (C) Getty Images

 現地時間12月12日、レッドブル・ザルツブルクに所属する日本代表FW南野拓実がリバプールへの移籍で基本合意に達したと、英紙『The Guardian』をはじめとする複数の英国メディアが一斉に伝えた。

 報道によると、移籍金は725万ポンド(約10億1500万円)で、移籍市場が解禁となる1月1日に正式契約を結ぶ見込みだ。

 リバプールは2013年から南野の動向を注視し続けてきたようだが、決め手となったのは、今シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)の直接対決だろう。

 最初の対戦となった10月2日のグループステージ第2節で、日本代表FWは見事なボレー弾を含む1ゴール・1アシスト。0-3から一時は同点に追いつく猛反撃の急先鋒となり、アンフィールドのリバプール・サポーターに鮮烈な印象を残した(試合は3-4で敗北)。

 12月10日に行なわれた再戦(第6節)でも、0-2で敗れたとはいえ、ザルツブルクの18番はたびたびリバプールゴールを脅かした。チームは惜しくも決勝トーナメント進出は逃したとはいえ、再び評価を高めてみせたのだ。
 
 このパフォーマンスに、対峙したリバプールの選手も南野の実力を認めたようだ。『The Guardian』紙は、この10日の試合の後、守備の要であるフィルジル・ファン・ダイクや主将のジョーダン・ヘンダーソンら数名の選手が、ユルゲン・クロップ監督に南野の獲得を進言した、と報じている。

 ヨーロッパ王者から認められた南野は、このビッグクラブと契約を結ぶのか。その動向に大きな注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】リバプール戦のスーパーゴールも! 南野拓実のCLベストプレー集はこちら

次ページ【動画】リバプール戦でのスーパーゴールも! 南野拓実のCLベストプレー集はこちら

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事