【J1採点&寸評】清水1-0鳥栖|内容でも結果でも鳥栖を上回った。スーパーゴールを決めた清水の絶対的エースが文句なしのMOM

2019年12月08日 前島芳雄

清水――GK大久保が勇気ある飛び出しでハイボールを防ぐ

【警告】清水=なし 鳥栖=高橋秀(42分)
【退場】清水=なし 鳥栖=なし
【MAN OF THE MATCH】ドウグラス(清水)

[J1・第34節]清水1-0鳥栖/12月7日(土)/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 6.5

プレッシャーのかかる最終節で、闘志、ハードワーク、一体感といった面を存分に表現し、冷静な攻撃も見せながら内容的にも結果でも鳥栖を上回った。

【清水|採点・寸評】
GK
39 大久保択生 6.5

ピンチは多くなかったが、相手の放り込みが多い中、勇気ある飛び出しで多くのハイボールを止めた働きは非常に大きい。

DF
18 エウシーニョ 6.5

気迫のこもった守備と攻撃時の冷静なボールさばきを両立させ、チャンスメイクの面でも効果的なプレーが多かった。

3 ファン・ソッコ 6.5
豊田との空中戦でも気迫を見せて引けを取らず、金森の裏へのランニングにも冷静に対応し、ディフェンスラインを高く保ち続けた。
 
26 二見宏志 6.5
高さで不利な豊田との競り合いに勝つシーンも多く、ゴール前で身体を張るプレーもいつも以上。熱い戦いを牽引する闘志を見せた。

25 松原 后 6
攻撃時の"質"は物足りなかったが、堅実な守備を継続。走行距離もスプリント数も多く、左サイドを活性化させた。

MF
7 六平光成 6.5

前後左右によく動いてセカンドボールを回収し、攻撃でも冷静に配球しながら、決勝点につながるドウグラスへのパスも供給。

6 竹内 涼 6.5
身体全体で気迫を表わしながらセカンドボールを拾い、1対1でボールを奪った場面も多く、キャプテンとしてチームを引っぱる素晴らしい働き。

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