【J1採点&寸評】横浜3-0FC東京|3発完勝で悲願のリーグ優勝! MOMは守備でも奮闘したアタッカー

2019年12月07日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――ティーラトンが値千金の先制点!

【警告】横浜=エリキ(13分)FC東京=A・シルバ(11分)、ユ・インス(53分)
【退場】横浜=朴(67分)
【MAN OF THE MATCH】エリキ(横浜)

[J1第34節]横浜3-0FC東京/12月7日/日産ス
 
【チーム採点・寸評】
横浜 7
開始直後は相手の勢いの前になかなかリズムが掴めなかったが、徐々に盛り返し、前半のうちに2点を先行。後半は朴の退場でひとり少なくなるも、勝負を決める3点目をゲット。攻撃的なチームらしく、3-0で完勝。11戦無敗、7連勝で頂点に立った。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 朴 一圭 6.5
23分の永井との1対1をビッグセーブ! ハイラインをハイラインでなくす勇気を持った飛び出しは、もはや職人芸。だが、永井へのファウルで退場処分。無念の想いでピッチを退くも、及第点以上の働きぶりだった。
 
DF
27 松原 健 6
FC東京のハイプレッシャーにやや戸惑う。ただ、それも最初だけ。味方のパスコースを作る的確なポジショニングは秀逸だった。
 
13 チアゴ・マルチンス 6.5
「危ない!」と思う時に、だいたい背番号13の姿が。自慢のスピードでことごとく相手のチャンスを潰した。
 
44 畠中槙之輔 6.5
いつにも増して、先手を読んだインターセプトでゴールを死守。機を見た攻め上がりで攻撃に厚みを加えるプレーも。
 
5 ティーラトン 6.5
思い切りの良いミドルシュートは相手に当たって軌道が変わるも、そのままゴールマウスに吸い込まれ、チームを勢いづかせる値千金の先制弾を挙げる。中盤やウイングの選手との好連係で左サイドから効果的な攻め上がりも見せる。55分の右足シュートは枠を外れ、後半はややパスが乱れたが、マイナス面を上回るパフォーマンスだった。
 
MF
8 喜田拓也 6.5
持ち前のボール奪取力を随所に発揮。中盤の少し深い位置でスタンバイし、ビルドアップでも確実性の高いプレーを見せた。
 
33 和田拓也 6(90+1分 OUT)
ミスはあった一方で、主に守備面で好プレーも。久々の出場だったが、チーム戦術をよく理解し、ポゼッションで貢献した。

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