バルサは2位だが今後に懸念、インテルとマンCは最下層…2010年代の「生え抜き割合ランキング」は?

2019年12月06日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

CIESが主要42クラブを対象に調査。

メッシ(右)などスーパースターを輩出してきたバルサだが、近年でトップチームに定着した生え抜きはS・ロベルト(左)のみ。(C)Getty Images

 現地時間12月3日にFIFAも出資しているスイスのサッカー調査機関『CIESフットボール・オブザーバトリー』が月次レポートを公開。2010年代のサッカー界を様々な角度から分析している。

 興味深いひとつが、クラブが占める下部組織出身者の割合。2010年1月から2019年11月までの試合でプレーした選手に、下部組織出身選手がどれだけいたかだ。ここでの「生え抜き」の定義は、15~21歳に最低3年間は当該クラブで育成された選手。欧州5大リーグの主要42クラブを対象としたランキングは以下の通りだった。
 
【下部組織出身者の割合ランキング】
1位:アスレティック・ビルバオ(61.3%)
2位:バルセロナ(46.1%)
3位:リヨン(35.9%)
4位:トゥールーズ(33.8%)
5位:モンペリエ(31.9%)
6位:バイエルン(30.2%)
7位:S・ランス(28.4%)
7位:アーセナル(28.4%)
9位:シャルケ(27.4%)
10位:マンチェスター・U(26.2%)
11位:アトレティコ・マドリー(25.4%)
12位:エスパニョール(23.3%)
13位:ボルドー(22.1%)
14位:サンテティエンヌ(19.0%)
15位:レアル・マドリー(18.9%)
16位:トッテナム(18.3%)
17位:レバークーゼン(17.5%)
18位:ミラン(17.4%)
19位:ブレーメン(17.1%)
20位:ボルシアMG(16.7%)
21位:ローマ(15.9%)
22位:リール(14.8%)
23位:バレンシア(13.9%)
24位:ドルトムント(13.3%)
25位:セビージャ(12.7%)
26位:マインツ(12.7%)
27位:ニース(12.5%)
28位:エバートン(12.3%)
29位:パリSG(12.2%)
30位:リバプール(11.8%)
31位:ヴォルフスブルク(10.6%)
32位:ホッフェンハイム(8.5%)
32位:ユベントス(8.5%)
34位:マルセイユ(8.1%)
35位:ジェノア(7.6%)
35位:ナポリ(7.6%)
37位:チェルシー(7.3%)
38位:フィオレンティーナ(7.0%)
39位:ラツィオ(4.2%)
40位:ウディネーゼ(3.6%)
41位:インテル(2.8%)
42位:マンチェスター・C(2.1%)
 

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