【J1採点&寸評】G大阪4-1松本|ガンバが松本に引導を渡す快勝劇!畳み掛けた前半に2得点の井手口陽介を最高評価!

2019年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪――課題の畳み掛ける攻撃を見せて前半で試合を決定づける

【警告】G大阪=小野瀬(58分)、菅沼(89分) 松本=杉本(72分)
【退場】G大阪=なし 松本=なし
【MAN OF THE MATCH】井手口陽介(G大阪)

[J1リーグ33節]G大阪4-1松本/11月30日(土)/パナスタ

【チーム採点・寸評】
G大阪 6.5

前節に続いて攻撃面でチームの狙いを体現し、先制した後にはほぼ試合を支配。課題だった畳み掛ける攻撃を見せて前半で試合を決定づけた。後半はペース落ちたがそれでも駄目押し点で突き放す。


【G大阪|採点・寸評】 
GK
1 東口順昭 6.5

立ち上がり早々の永井のシュートには冷や汗をかかされたものの、前半はほぼ最後尾で守備のチャンスはなし。後半の苦しい時間帯に町田のシュートをストップし、流れを断ち切った。失点に責はなし。

DF
4 藤春廣輝 6

高い位置に積極的に絡み、田中には攻守両面で完勝。貴重な2点目も自らのクロスがきっかけとなっていた。スプリントは前節に続いて両チーム最多で40回。驚異的な走力を見せつけた。

5 三浦弦太 6
永井に抜け出された前半の決定機はやや不注意だったが、その後は最後尾を引き締めた。課題のビルドアップも無理をすることなく、シンプルに長いボールを左右に振り分け、起点になっていた。

19 キム・ヨングォン 5
コンディションは万全のはずだったが、相手のロングボールで目測を謝るなど細かいミスが目立った。後半の失点場面はイズマに振り切られたのが原因。本来のパフォーマンスではない。

13 菅沼駿哉 6
最後の失点では水本を見切れなかったが、右サイドでハードな守備を見せた。守備の人だが、ビルドアップでも工夫し、小野瀬を生かすパスなど、組み立ての起点としても持ち味を見せた。
MF
8 小野瀬康介 6.5
(79分OUT)
マッチアップした高橋に対して攻守両面で質の高さを見せつけた。仙台戦でも攻撃を牽引したが、井手口との連係も良かった。試合の流れを変えた先制点は、小野瀬らしいダイナミックな一撃だった。

7 遠藤保仁 6
仙台戦ほどの寄せもなく、アンカーの位置から狙いのある好パスを連発した。中を崩すことに固執せず、前半はサイドをうまく使い、相手DF陣の嫌がるところに長いボールを配球するクレバーさも。

MAN OF THE MATCH
15 井手口陽介 6.5
(54分OUT)
守備では激しさを見せながらも、インサイドハーフとして求められる攻撃の動きもスムーズに。小野瀬との連係もよく、ゴール前に入っていく意識も高かった。2得点は決して偶然ではない。

21 矢島慎也 6
遠藤との役割分担が統一されており、気の利いたパスを披露。ゴール前に顔を出す姿勢もあり、自身のゴールにこそならなかったがポスト直撃のヘディング弾が2点目につながる。

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