【J1採点&寸評】仙台2-0大分|仙台のアタッカーがMOM!苦しい展開でも効率よく得点を奪い残留確定

2019年12月01日 小林健志

仙台――守備の時間が長かったが、丁寧にはね返した

【警告】仙台=なし 大分=小林(77分)
【退場】仙台=なし 大分=なし
【MAN OF THE MATCH】道渕諒平(仙台)

[J1リーグ33節]仙台2-0大分/11月30日(土)/ユアテックスタジアム仙台

【チーム採点・寸評】
仙台 6.5

守備の時間が長かったが、大分の幅を使った攻撃を丁寧にはね返し、セットプレーとカウンター攻撃で効率良く得点することができた。石原直を起用することで、チーム全体の守備意識を高めたのも勝因。

【仙台|採点・寸評】 
GK
24 ヤクブ・スウォビィク 6.5

相手のクロスボールに対し、FWに触られる前にしっかりキャッチする場面が再三あり、クリーンシートでゲームを終えることができた。

DF
4 蜂須賀孝治 6.5

まずはブロックを組んで身体を張って守備することを第一に考えていたが、得点の場面では機を見て駆け上がり、正確なクロスで長沢のシュートをアシスト。攻守で大きく貢献した。

23 シマオ・マテ 6.5
オナイウ阿道に対しフィジカル勝負で勝ち、良い体勢でシュートを打たせず、相手のクロスボールもしっかりはね返した。試合後サポーター、メディアのそれぞれが選ぶ年間MVPをW受賞したのも納得の出来。

13 平岡康裕 6.5
相手に攻め込まれる苦しい時間帯も長かったが、冷静にクロスやシュートをはね返し、正確なショートパスで味方につなげた。

2 永戸勝也 7
1点目は練習通りのトリックプレーでペナルティエリア外の道渕にボールを送り、見事ゴールにつなげた。守備でも相手のシュートをゴール前でかき出す場面もあり、大活躍だった。

MF
17 富田晋伍 6

自陣でブロックを組んで守備するゲームプランをしっかりと理解し、中盤で再三ボールを奪って、攻撃陣へとボールをつなぐことができていた。

5 椎橋慧也 6
自身の前にいる石原直樹が献身的に守備をしてくれるおかげもあり、守備の負担が軽減され、シンプルなさばきでチームにリズムを与える良さを出すことができた。

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