「ゴールだけではない」「常に危険な存在」オーストリア紙がザルツブルク・南野拓実を絶賛!

2019年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ザルツブルクで最高のシーズンを過ごしている」

CLで自身2得点目を決めた南野。同大会で5試合連続でゴール中の19歳、ハーランドとの息もぴったり。 (C) GEPA pictures/ ISOsport

 現地時間11月27日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループリーグ第5節が行なわれ、南野拓実・奥川雅也が所属するオーストリア王者のレッドブル・ザルツブルクと、伊東純也が所属するベルギー王者のヘンクが対戦。4-1でザルツブルクが勝利した。

 第1節でも対戦したこのカードは、6-2でザルツブルクが圧勝。第5節のアウェー戦でもザルツブルクが同様に勝利を収め、GS突破へ最終節のリバプール戦に望みを繋いでいる。

 先発出場した日本代表FW南野は、試合開始直後から積極的に前線に絡み、幾度か好機にも恵まれた。前半終了間際の45分にはチームにとって2点目、そして自身にとってCLでの2得点目となるゴールを決めた。その後、89分までプレーし、勝利に貢献している。また、この試合では奥川もCLデビューを果たした。

 南野の働きぶりを、オーストリア現地紙『Salzburger Nachrichten』は「ミナミノがヘンクをかき回した」とし、非常に高く評価しているようだ。

「ゴールだけではなく、常にハイレベルなパフォーマンス。タクミ・ミナミノはザルツブルクで最高のシーズンを送っている真っ最中だ。ヘンクはそう痛感せざるを得なかっただろう。日本人プレーヤーは国際舞台に立ったチームにおいて、ベストな選手だった。常に危険であり、多くのボールに触れ、ハーフタイム前に数字でもそのことを証明した。非常に強い選手だ」

 さらに、この勝利で勝点7とし、グループEの3位以上が確定したザルツブルクは、GS突破の可能性も残している。最終節ではホームに迎える首位リバプール(勝点10)戦で勝利すればGS突破が決まり、他会場の結果次第では首位通過もあり得る。

 南野もゴールを決めたアンフィールドでの3-4という激闘を経て、レッドブル・アレーナに前回王者を迎えた一戦は、世界的にも大きな注目を集めそうだ。注目のカードは現地時間12月10日(日本時間11日2時55分)にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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