バルサがもたつき混戦模様。ドルトムントとインテルが追走する【CLグループF展望】

2019年11月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

バルサ対ドルトムントは勝ったほうの突破が決まる

5節のバルサ(左上)対ドルトムント(右上)は大一番。苦戦するインテル(左下)と健闘を見せるスラビア・プラハ(右下)も可能性を残す。(C)Getty Images

 首位に立つバルセロナだが、ピリッとしない。ドルトムントとのスコアレスドローで立ち上がると、2節インテル戦は逆転での辛勝。スアレスの2発のスーパーゴールがなければホームで不覚を取っていた可能性があった。さらに、最下位スラビア・プラハにホームでこれもスコアレスドローとかなりのもたつきだ。
 
 4試合で4得点と攻撃陣の低調は、怪我がちのメッシが本調子でなかったのが原因か。5節ドルトムント戦に勝てば突破が決まるが、相手も同様に勝てば突破で一筋縄ではいかないだろう。
 
 期待外れなのがインテルだ。3節バルサ戦は1-0から、4節ドルトムント戦は2-0から逆転負け。自力突破の芽が潰えている。
 
 ドルトムントで目立ったのはハキミの活躍。2節スラビア戦と4節インテル戦でともに2ゴールを挙げ2勝をもたらす。未勝利ながらスラビア・プラハも可能性を残すが、次節でドルトムントが勝てば敗退となる。
 
●グループF順位
1位:バルセロナ/勝点8(5節に自力突破が可能)
2位:ドルトムント/勝点7(5節に自力突破が可能)
3位:インテル/勝点4(残り2連勝で、他の結果次第)
4位:スラビア・プラハ/勝点2(残り2連勝で、他の結果次第)
 
●残り対戦カード
5節[11月27日(水)]
バルセロナ対ドルトムント
スラビア・プラハ対インテル

6節[12月10日(火)]
インテル対バルセロナ
ドルトムント対スラビア・プラハ

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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