神戸、代表帰り古橋亨梧の一発で神阪ダービー制し残留確定! “VIPトリオ”も8か月ぶりの揃い踏み

2019年11月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

代表コンビのホットラインで先制。古橋は二桁得点に乗せる

今季10ゴール目を決めた古橋。代表帰りのアタッカーが真価を発揮した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは11月23日、32節の8試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセル神戸対セレッソ大阪の神阪ダービーの一戦が行なわれ、神戸が1-0で勝利を収めた。

 神戸は5節のG大阪戦(3月30日)以来、約8か月ぶりにダビド・ビジャ、アンドレス・イニエスタ、ルーカス・ポドルスキの"VIP"トリオが揃い踏み。その神戸が立ち上がりからボールを支配し、C大阪を攻め立てた。


 神戸はイニエスタ、セルジ・サンペールの配給を軸に、日本代表に招集された山口蛍や古橋亨梧らが絡んでC大阪ゴールに迫る。ただし、前半はC大阪の粘り強い守備に遭い、ゴールは生まれず、0-0で終了。

 迎えた後半も神戸ペース。ペナルティエリア内で仕掛けたビジャの左足のシュートは、ポストを直撃。さらにイニエスタからのクロスに途中出場の田中順也がヘッドで合わせるも、これもポストに弾かれた。

 C大阪も徐々に押し返し、じりじりとした展開が続いたが、ついに76分、神戸に待望の先制点が入る。敵陣右サイドでボールを受けた山口が前線へ鋭い縦パスを通す。これを受けた古橋がキレ味鋭い切り返しから左足を一閃、ネットを揺らした。古橋は今季10ゴール目。

 神戸は、この古橋の先制点を守り切り、1-0で勝利。C大阪とのダービーマッチを制した。神戸はこれで勝点を41に伸ばしてJ1残留を確定した。一方のC大阪は同53にとどまり、目標のACL出場権獲得は大きく遠のいた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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