バルサBで10番を背負う21歳の逸材FW、トップ契約まで「あと30分」に迫る!

2019年11月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

今週末のレガネス戦で実現か

2節のベティス戦ではトップチームでの公式戦初ゴールも奪っているC・ペレス。悲願達成なるか。(C)Rafa HUERTA

 安部裕葵も所属するバルセロナBで背番号10を背負う21歳のアタッカー、カルレス・ペレスに、トップ昇格のときが近づいている。早ければ、ラ・リーガ14節のレガネス戦(現地時間11月23日13時キックオフ)後にも実現するかもしれない。
 
 プレシーズンマッチで結果を残し、今シーズンはトップチームに帯同する機会が増えているC・ペレスは、9月27日にクラブと契約を更新。その際、「公式戦7試合出場でトップチームに昇格」という条項が盛り込まれた。

 リオネル・メッシらが怪我で序盤戦を欠場したこともあり、順調に出場数を重ねたC・ペレスは、すでにトップチームで7試合に出場している(1得点・3アシストを記録)。

 しかし、「1試合」とカウントされるのは45分以上プレーしたゲームだけで、それを満たしたのは6試合。開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦が15分のみの出場だったため、ここまでの出場数は「6試合と15分」。つまり、トップチームと契約を結ぶには「あと30分」が必要というわけだ。

 C・ペレスが次節のレガネス戦でその条件をクリアする可能性は十分にある。

 対戦相手のレガネスは、現在ラ・リーガの最下位に沈むチーム。しかもバルサは、来週水曜日にチャンピオンズ・リーグ(ドルトムント戦)を控えており、メッシ、ルイス・スアレス、アントワーヌ・グリエーズマンは代表チームでの戦いから戻ったばかりだ。エルネスト・バルベルデ監督が3トップを休ませる可能性は高い。

 C・ペレスはレガネス戦で30分以上プレーし、正式にトップチームの一員となれるのか。注目したいところだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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