【ベネズエラ戦のスタメン予想】ナンバー10・中島が先発に復帰か?2トップは永井&浅野の”快足コンビ”の可能性も

2019年11月18日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

CB植田のパートナーは畠中か

ベネズエラ戦のスタメン予想。キルギス戦のメンバーが主体になると森保監督は示唆した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は11月19日、キリンチャレンジカップでベネズエラと対戦する。ベネズエラは10月に発表されたFIFAランキングで26位と、日本(28位)に近い。昨年11月の前回対戦も1-1のドローだった。拮抗した展開が予想される。

 この試合では、14日にアウェーで行なわれたキルギス戦とは一部のメンバーを入れ替え、吉田麻也や長友佑都らを外して、進藤亮佑、荒木隼人、古橋亨梧、オナイウ阿道といった新戦力を招集している。森保一監督はどんなスタメンを選ぶのか、予想していく。

 森保監督は前日会見で「3バックも4バックも考えて、今回のメンバーを選考させてもらっています。明日は4バックをスタートで使いながら、試合の途中にどうしていくか考えたい」とコメントしている。その言葉を信じれば、システムはキルギス戦と同じ4-4-2だろう。
 
 さらに指揮官は、メンバー編成についてもこう言及している。

「まず基本的にはキルギス戦を戦った選手たちを軸に明日のメンバーを考えていきたいと思います。しかしながら、長距離移動で疲労が蓄積された状態での戦いになる。今日のトレーニングで、選手のコンディションを見て、明日の選考につなげたい」
 
 そのコメントを踏まえると、キルギス戦に先発した権田修一、植田直通、柴崎岳、原口元気、永井謙佑はコンディションに問題がなければ、先発に名を連ねそうだ。

 ただ、GKは川島永嗣かもしれない。フランスのストラスブールに在籍するこのベテランGKをキルギス戦後に離脱させず、わざわざ日本に連れてきているのは、ベネズエラ戦で起用するためという見方もできるからだ。

 CB植田直通のパートナーには畠中槙之輔が入りそうだ。ベネズエラ戦のDF陣の中では植田とともに10月シリーズから続けて招集されている数少ない選手。序列は高いと見る。

 長友、酒井宏樹というキルギス戦のコンビがすでにチームを離れている両SBには入るのは、そのキルギス戦から帯同している室屋成と佐々木翔か。このふたりに代表での経験値で劣る車屋紳太郎と進藤亮佑は、サブが濃厚だろう。

次ページ前線は新戦力の抜擢も

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