大迫勇也、リーグ復帰戦で1アシスト! ブレーメンは後半ATの失点で5試合連続ドロー【ブンデスリーガ】

2019年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

約1か月半ぶりの先発

持ち味のポストプレーでチームの攻撃にアクセントを加えた。 (C) Getty Images

 現地時間11月2日、ブンデスリーガ第10冊が行なわれた。ブレーメンはホームにフライブルクを迎えた一戦で、2-2のドローに終わった。

 この試合には9月の日本代表戦後に負傷離脱していた大迫勇也が復帰。先日行われたDFBポカールでは後半に出場し、復帰を果たしていたが、リーグ戦は約1か月半ぶり。復帰早々先発で3トップ中央に陣取り、前線から中盤まで幅広くカバーするプレーと、持ち前のポストプレーで攻撃を活性化した。

 そんな復帰早々の大迫が、試合開始9分で仕事をしてみせた。

 最終ラインからのボールを繋いで、大迫がセンターサークル付近でボールを受けると、フライブルクの背負いながらもキープし、前線に走り込んでいた左サイドのミロト・ラシチャにスルーパス。これをラシチャが冷静に蹴り込み、先制点を奪う。

 20分にはセットプレーから一度はフライブルクにゴールを許すも、スコアラーのロランド・サライのプッシングがとられてノーゴールに。しかし28分にはGKパブレンカのミスから失点し、1-1で前半を折り返した。

 ブレーメンは59分にゲブレ・セラシエの得点で勝ち越すが、その後はフライブルクGKフレッケンの度重なるスーパーセーブの砦を崩すことができない。

 果てには90+3分、セットプレーからニルス・ペーターセンに今日2点目を許す。GKのパブレンカの手に当たって吸い込まれたシュートにより、土壇場で引き分けに持ち込まれてしまった。

 試合はこのまま2-2で終了。これで5試合連続のドローとなった。

 大迫の復帰によってブレーメンの前線は活性化したが、守備の課題は未だ残されたままのようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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