【横浜|採点&寸評】2点奪取で鳥栖を振り切る。結果を出したサイドアタッカーがMOM

2019年11月02日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

ティーラトンは以前に比べ、安定感が増した

【警告】鳥栖=クエンカ(69分)、小野(74分)、高橋秀(88分) 横浜=扇原(90分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】遠藤渓太(横浜)

[J1第30節]鳥栖1-2横浜/11月2日/駅前不動産スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
横浜 6.5
鹿島、FC東京が勝てなかった"アウェー鳥栖戦"で勝利した意味は小さくない。2点をリードし、1点を返された後は劣勢となり、そこは課題ではあるが、苦しい時間帯でもショートパスにこだわるなど、自分たちのサッカーを貫いたうえでの勝利は評価したい。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 朴 一圭 6
前半終了間際のクエンカとの1対1は、見事にブロック。1失点を喫したが、エリアを飛び出してピンチを未然に防ぐなど、躍動感にあふれる働きぶり。
 
DF
27 松原 健 5
序盤は攻撃でも守備でも今ひとつピリッとせず。後半はやや持ち直したとはいえ、インパクトのある活躍は少なかった。
 
13 チアゴ・マルチンス 6.5
ルーズボールをしっかり処理。自陣ゴール前ではエアバトルで盤石の強さ。肉弾戦で簡単に負けず、味方を鼓舞する"声"も効果的だった。
 
44 畠中槙之輔 6
奪って良し、捌いて良し。デュエルではハードにバトルし、相手に寄せられても慌てることなく、ビルドアップした。
 
5 ティーラトン 6.5
自慢の左足を駆使して、長短織り交ぜたパスを周囲に配給。17分には狙いすましたクロスで遠藤のゴールをアシスト。対峙する相手の逆を取るキックフェイントもセンスがあり、ピッチ中央にポジションを移せば、まるでボランチのように質の高いサイドチェンジを繰り出す。以前に比べてプレーの安定感が増した印象で、守備でも堅実さが出てきた。
 
MF
6 扇原貴宏 6
持ち前の優れた配給力はこの日も健在。喜田との"横のライン"だけのパス交換でもリズムを生み出す。身体を投げ出した守備でも奮闘。
 
8 喜田拓也 6
扇原と上手くバランスを取りながら、高い位置取りをすれば、積極的に局面を崩そうとするアグレッシブさを見せた。


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