【J1展望】清水×磐田|プライドを賭けた50回目の静岡ダービー‼ 磐田は敗れればJ2降格の可能性も…

2019年11月01日 サッカーダイジェスト編集部

清水――ボランチの選手層には不安が…

故障者/清水=R・アウグスト、六平、鄭、滝、吉本、石毛、伊藤、六反 磐田=川又、山田
出場停止/清水=なし 磐田=なし

J1リーグ30節
清水エスパルス - ジュビロ磐田
11月2日(土)/14:00/IAIスタジアム日本平
 
清水エスパルス
今季成績(28節終了時):13位 勝点35 10勝5分14敗 41得点・62失点
 
【最新チーム事情】
●J・ドゥトラが天皇杯の鳥栖戦で加入後初ゴール。
●オーバートレーニング症候群の六反は当面の間、チームを離脱して藤枝でトレーニングに励む。
●前節の広島戦で六平が右足関節三角靭帯損傷の怪我を負い、約6週間の離脱。
●U-18日本代表の活動で離脱していた川本が一時的にチームに合流。
●31日の練習はIAIスタジアム日本平で行ない、報道陣もシャットアウト。
 
【担当記者の視点】
 前節の広島戦はドウグラスのFKで先制したものの、2点を奪われて逆転負け。連敗を喫し、J1参入プレーオフ出場圏の16位・湘南とは勝点差4で、依然として残留争いを強いられている。
 
 磐田戦は公式戦5連勝中と波に乗る。とはいえ1994年に始まり、今回で50回目を迎える"静岡ダービー"において相性は関係ない。篠田監督も戦術的な部分よりも、まずは気持の部分で負けないことが大事だと話し、31日の練習を報道陣シャットアウトのうえ、IAIスタジアム日本平で行なうなど異例の対策を施している。
 
 懸念材料は8人もの負傷者を抱えていること。特にボランチは手薄で、トップ下で活躍していた河井を一列下げ、J・ドゥトラを加入後リーグ初先発させる見込みだ。また、U-18日本代表の活動で離脱していたユース所属の川本を一時的にチームに呼び戻した。残留を争うライバルだが、置かれた状況は関係なくプライドを賭けた戦い。白熱必至の大一番を総力戦で乗り切る。
 

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