父の愛したクラブではなく“隣人”へ! ルーニーの息子がマンC下部組織入団と英紙が報道

2019年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

より高いレベルのチームへ

ユナイテッドで名を残した父ウェインの背中を見て育ってきたカイ君。しかし、自身のキャリアはシティで始めるようだ(写真は2016年のもの)。 (C) Getty Images

 かつてマンチェスター・ユナイテッドの絶対的なエースとして君臨した点取り屋の息子は、"隣人"に活躍の場を求めたようだ。

 現地時間10月27日に英紙『The Sun』を始めとする複数の英メディアが伝えたところによれば、元イングランド代表FWウェイン・ルーニーの長男カイ・ルーニーは、マンチェスター・シティのアカデミーへの入団が決まったという。

 ルーニーといえば、イングランド・サッカー界を代表する名手であり、ユナイテッドの歴史に名を残すストライカーだ。2017年の1月には同クラブのレジェンドであるボビー・チャールトンが持つクラブ最多得点記録を更新する通算250ゴールをマークしていた。

 偉大なる父のDNAを受け継ぐカイ君も非凡なセンスを兼ね備えているようだ。『The Sun』によれば、昨夏にルーニーがMLSのDCユナイテッドに移籍し、家族でアメリカに移住した後も現地のサッカークラブで、「特筆すべき結果」を残していたという。

 現在9歳のカイ君は、父親が来年1月から英2部のダービー・カウンティにコーチ兼選手として移籍するにあたって帰国するため、よりレベルの高いクラブへの入団を希望。英紙『Daily Mail』は、かねてよりその存在を知っていたシティ側とも合意に達したと報じている。

 シティのアカデミーは、これまでに数多くの有望株を輩出しており、近年ではデンマーク代表GKのカスパー・シュマイケル(現レスター)やイングランド代表MFのフィル・フォデンがトップチームでの出場を果たしている。

 遠くない将来にシティの水色のユニホームを着た"ルーニー"の姿を見られるかもしれない。カイ君の成長に注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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