「みじめだ」「チケット代返せ」9失点惨敗のサウサンプトン、監督交代の意向と現地報道。サポーターからは1500件以上の不満の声が…

2019年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

降格圏の18位に転落

試合中にハーゼンヒュットル監督から指示を受ける吉田(3番)。崩壊した守備を立て直すことはできなかった。 (C)Getty Images

 現地時間10月25日に行なわれたプレミアリーグ第10節で、日本代表DFの吉田麻也が所属するサウサンプトンは、ホームにレスターを迎え、0-9と大敗した。

 イングランド1部史上初めてホームで9失点という屈辱な惨敗を喫し、クラブはラルフ・ハーゼンヒュットル監督の解任を考えているという。英紙『Daily Mail』が報じている。

 これで10試合を終えて2勝2分6敗となったサウサンプトンは、得失点差が大幅なマイナスとなり、降格圏の18位に転落。「昨年12月に就任したばかりだが、フロントも庇い切れないと考えているようだ。更迭する準備を進めている」と伝えている。具体的な後任候補の名前は挙がっていないが、降格を避けるため、監督交代に踏み切る可能性が高いという。

 そのハーゼンヒュットル監督は、「責任は100%私にある。最後まで残ってくれたサポーターには感謝したいし、謝罪しなければならない」とコメントしていた。

 当然ながら、サポーターは怒り心頭だ。クラブ公式SNSには、現時点で1500件以上のコメントが寄せられている。そのほとんどが、次のようなクラブに対する不満の声だ。

「みじめだった」
「ひどいなんてもんじゃない!」
「ショックなんて言葉じゃ言い表わせない」
「もう十分だ、ヘッド(監督)の首をすげ替えろ」
「こんな大敗は偶然じゃない。原因があるかもう分かっているのに何もしない!限界だ!」
「恥ずかしすぎるパフォーマンス。選手の一部は自らのプレーを反省する時間もないのか?」
「チケット代返せ。選手たちの給料でファンにチケット代を払い戻してほしい。お金じゃなくても、足を運んだファンのために何かすることを考えるべきだ。何なんだいったい」

 ホームのサポーターの前で喫した歴史的な大敗。この敗北の影響は、今後も広がっていきそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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