【日本代表】アウェーの洗礼?「選手選考は大変なのでは」「ミャンマー戦より苦戦するか」タジキスタンメディアの質問攻めに森保監督は…

2019年10月14日 本田健介(サッカーダイジェスト)

現地記者から多くの質問が飛ぶ

タジキスタン戦の前日会見に臨んだ森保監督。意気込みを語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 カタール・ワールドカップ・アジア2次予選を戦う森保ジャパンは、10月15日に敵地でタジキスタンと対戦する。その一戦を翌日に控え、森保一監督が公式会見に臨んだ。

 森保監督は冒頭、「日本で起きていることに関してひと言、申し上げたいと思います」と切り出し、「日本では台風19号という自然災害で大きな被害が出ています。まず犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げたいと思います。また被災された方々に対して暮らしや心の傷が元通りになることを願っております。被災された方々にエールを送れるような戦いを見せたいです」と、言葉を続けた。

 またタジキスタン戦へ臨むにあたっては「まずはコンディション面ですが、もちろんタジキスタンとは差があるかなと思っています。彼らは直近に予選の試合を行なっていませんし、我々は中4日で長距離移動をしてきました。ただ日本の選手たちは連戦の経験もありますし、中4日でコンディションは回復できると思います」と語り、先発メンバーは「今日の練習を見て、決めたいと思っています」と説明した。
 
 その後はタジキスタンメディアの質問責めにあった森保監督だが、「ヨーロッパの選手が増えているなかで、選手選考は難しくないのか?」「日本はミャンマー戦は2-0だったが、より苦戦すると思うか」との声に次のように丁寧に答えた。

「選手選考は難しいです。でも国際委員がヨーロッパを回って選手を見てくれていますし、クラブとコンタクトを取ってくれています。コーチも視察してくれていますし、日本にいても映像はチェックできますので、全選手の映像はチェックできています」

「(苦戦の可能性は)あると思います。明日はタフで難しい試合になると思っています。ただなんとか難しいこのアウェーでの試合を勝って終わりたいです。タジキスタンは非常に力のあるチームなので、難しい試合になるはずです」

 2次予選での3連勝を目指す森保ジャパンは、10月15日、現地時間の17時15分(日本時間21時15分)にタジキスタンとの一戦に臨む。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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