カタール・ワールドカップ・アジア２次予選の第３戦、アウェーでのタジキスタン戦を10月15日に控える日本代表は、13日、前日と同様に試合会場となるリパブリカン・セントラル・スタジアムでトレーニングを行ない、前日はホテルでコンディション調整をした吉田麻也も元気な姿を見せた。

　森保ジャパンがトレーニングに励んでいる裏で、日本からは吉報が届いた。ラグビー日本代表が、スコットランドを下し、初のベスト８進出を決めたのだ。

　吉田もラグビー代表に関して話を振られると、「今まで全部見ていたんですけどね。（今日は）しょうがないです」と残念そうな顔を浮かべながら、「凄いことですよね。皆が見ていて影響されて僕も見ていますが、色んなプレッシャーがあるなかで結果を出すというのは、簡単なことではないし、スコットランド、アイルランドという強豪が入っているなかで、本当にすごいことだと思います」と祝福した。

　そして開催国である日本の選手に想いも寄せた。

「プレッシャーは僕らが想像できないほどだと思いますし、大国に勝つということは、それだけの準備と僕らの目には見えない努力があるはずです。そこは同じアスリートとして理解できるので、素晴らしいなと思います」

　ラグビー日本代表から刺激をもらった森保ジャパンは、２次予選での３連勝を目指して15日にタジキスタン戦へ臨む。

取材・文●本田健介（サッカーダイジェスト編集部）

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