「UEFAの陰謀だ」「隠れて見えない!」AZ対マンU戦に登場した“高身長マスコット少年”に英騒然!

2019年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジェームズは居心地が悪そうに身体を揺すって…

ヨーロッパリーグのAZ対マンU戦で、整列する両チームの選手たち。ひときわ大きいマスコットキッドが右端に……。(C)Getty Images

 なかなかお目にかかれない光景だろう。
 
 現地木曜日に開催されたヨーロッパリーグ、AZアルクマール(オランダ)対マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)の一戦だ。レギュラーメンバーを大量に温存したアウェーチームのマンUは、ほぼ互角の試合展開のまま90分間を戦い、スコアレスドローでゲームを終えた。
 
 そのキックオフ前、アンセム演奏時のひとコマである。両チームのイレブンが横一列に並び、エスコートを担ったマスコットキッズたちも通常通り、一緒に登場。そのなかで、マンU側に割り当てられたひとりの少年が途轍もない高身長で、後方に立つ選手を覆い隠すほどだった。
 
 少年の後ろで居心地が悪そうに右へ左へ身体を揺すっていたのが、マンUで目下売り出し中の21歳MFダニエル・ジェームズ。クラブ公式での身長は170センチと取り立てて小柄なわけでもないが、マスコットキッドが大きすぎたようだ。
 
 英紙『The Sun』は「マスコットのおかげでジェームズがチビっ子になった!」と冗談めかして銘打ち、ツイッター上での英国人ファンのさまざまな反応を紹介している。以下の通りだ。
 
「あんなデカいマスコットだなんて、不憫なジェームズよ」
「正面から映すと完全に隠れて見えなかった!」
「ダニエルがお兄ちゃんを連れてきたのかと思ったよ」
「どこかの大人がジェームズを騙すために変装したんじゃないの?」
「わざとジェームズにあてがった、UEFAの陰謀だ!」

 
 長身少年の名は明らかにされていないが、近未来のプロフットボーラーの卵であることは間違いない。いったいこれからどれだけ身長を伸ばしていくのだろうか──。末恐ろしい限りだ。
 
 これが影響したわけではないだろうが、実際のゲームで右サイドに入ったジェームズは他のメンバーと同様、いまひとつの出来に終始した。かたやAZのU-22日本代表DF菅原由勢は右サイドで攻守に奮闘し、チームのクリーンシートに小さくない貢献を果たしている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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