【森保ジャパン最新序列|MF&FW編】前線の並びはどうなる?CFを務めるのは永井?鎌田?それとも…

2019年10月04日 本田健介(サッカーダイジェスト)

ボランチは柴崎と橋本のコンビが濃厚

森保ジャパンの最新序列。焦点は大迫を欠くCFの人選だ。

 カタール・ワールドカップのアジア2次予選の第2戦、第3戦として、10月10日に埼玉スタジアム2002でモンゴル戦、同15日に敵地のパミールスタジアムでタジキスタン戦を迎える森保ジャパン。9月10日の初戦、ミャンマー戦には勝利しており、連勝で弾みを付けたいところだが、今回はエースの大迫勇也を怪我で欠く状況だ。そのため特に攻撃面で、どういった戦いを見せるのか注目が集まる。ここではMFとFWの最新序列を考察する。

 
【ボランチ】
◎柴崎 岳(デポルティボ/スペイン)
〇橋本拳人(FC東京)
△遠藤 航(シュツットガルト/ドイツ)
△板倉 滉(フローニンヘン/オランダ)
 
◎=レギュラー候補 〇=有力 △=バックアッパー
 
 チームのバランサーであり、司令塔として攻撃を操る柴崎は欠かせない存在だ。パラグアイ(キリンチャレンジカップ)、ミャンマー(カタール・ワールドカップ・アジア2次予選)と対戦した9月シリーズでは、その相棒を誰が務めるかが焦点となったが、橋本が2試合にフル出場し、評価を高めた。現状では柴崎、橋本のコンビが指揮官のファーストチョイスだろう。
 
 今年1月のアジアカップで柴崎とコンビを組んだのは遠藤だった。しかし、夏にドイツ2部のシュツットガルトへ移籍した遠藤はここまで出場ゼロ。コンディション面で不安を残す。また板倉は6月のコパ・アメリカに続き、9月のパラグアイ戦でも起用されたものの、緊張からかミスも見られただけに、レギュラー奪取にはレベルアップが必要だろう。ただA代表で揉まれた経験は今後、必ず活きるはずだ。
 
 

次ページ前線では南野が鍵を握るはず

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