「恥ずかしい」「団結こそが…」屈辱の7失点大敗。バイエルンに打ちのめされたトッテナムの面々の反応は?

2019年10月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このうえなく傷ついている…」

バイエルンの圧倒的な攻撃力に屈したトッテナム。守備力の課題を露呈する形となった。 (C) Getty Images

 直近の公式戦4試合で3敗目というだけでも痛手だが、それがチャンピオンズ・リーグ(CL)という大舞台での7失点大敗となれば、なおさらショックは大きい。

 現地時間10月1日、トッテナムは、CLグループステージ第2節で、バイエルンにホームで2-7と敗れた。セルジュ・ニャブリに後半だけで4ゴールを献上しての黒星を喫した。

 英メディア『talk SPORT』によると、ヤン・ヴェルトンゲンは、試合後に「この上なく傷ついている。恥ずかしいよ。頭の中がネガティブな考えだらけだ。こうやってメディアの前にいるのも困惑する」と述べた。

「キツいよ。ほかの選手たちのことじゃない。自分自身のことを言っている。とても悪い結果だ。あまり話したくないよ」

 それでも、ヴェルトンゲンはサポーターに、「僕たちを支え続けてほしい」と訴えている。

「僕らには、この状況を乗り越えられるだけの人材がいると信じている。このグループは団結しているんだ。団結しなければいけない。僕は逃げないよ。だからこうしてメディアの前で話している。責任を負わなければいけない。次のリーグ戦の試合が、この気分を変えるチャンスとなり得る」
 そして、マウリシオ・ポチェティーノ監督も『BT Sport』で、「こういう結果の時は自分を信じることが大切だ」と強調した。

「良いフィーリングを取り戻すには、それしかない」

 さらにポチェティーノ監督は「厳しい状況だが、立ち向かわなければならない」と続けた。

「強くあり、前進し続けなければいけない。団結を保ち、互いを助けなければ。全員が団結することこそ、最良の薬だ」

 グループ2節を終えて、勝点1のトッテナムは、グループBの最下位に沈んだ。レッドスターとの連戦で流れを変えたい。そして何より、現在の不穏な空気を払しょくするためにも、5日に行なわれるプレミアリーグ8節で、ブライトンを相手に勝利が求められる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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