名古屋の新監督初陣は引き分けに終わる。先制した広島はホームで痛いドローに

2019年09月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

風間監督解任後、就任5日で試合に挑んだフィッカデンティ新監督

名古屋のフィッカデンティ監督。FC東京、鳥栖に続きJリーグでは3クラブ目の指揮官となった。(C)SOCCER DIGEST

 9月28日、Jリーグは各地でJ1の7試合を開催した。エディオンスタジアム広島で行なわれた、サンフレッチェ広島対名古屋グランパスの一戦は、1-1の引き分けに終わった。

 9月23日に風間監督を解任した名古屋はフィッカデンティ新監督の初陣となった。それに伴いフォーメーションは4-3-2-1に変更。

 手堅い立ち上がりをみせていた名古屋だったが、セットプレーから広島に先制を許す。33分に、左のCKから野上結貴のヘッドでホームの広島に1-0とされる。

 しかし、名古屋もジョーのポストプレーから前田直輝がトラップでDFを交わし、右足でコースを突いて、44分に1-1の同点に追いつく。

 広島は、圧倒的にボールを持つ展開が続くが、なかなか得点が奪えない。ケガで戦列を離れていたドウグラス・ヴィエイラを投入し、終盤には何度もCKのチャンスを迎えるが、その後も決定力を欠き1-1のままドローで試合を終えた。

 この結果、広島は勝点44とし、大阪ダービーに勝利したC大阪に交わされ暫定6位に下降。名古屋は勝点32とし、暫定10位に浮上した。

 次節広島はホームに神戸を迎え撃ち、名古屋もホームで大分と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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