久保建英が3位に選出! バルサの16歳や“韓国の至宝”など躍動するヤングプレーヤーをスペイン紙が特集

2019年09月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

久保がJ・フェリックスやロドリゴを上回る

リーガの序盤戦を盛り上げている久保(左上)、ファティ(右上)、J・フェリックス(左下)、イ・ガンイン(右下)。今後も目が離せない。(C)Mutsu KAWAMORI,Getty Images

 ここまで6節が終了したラ・リーガを盛り上げているのが、ヤングタレントたちだ。

 その筆頭格がバルセロナのアンス・ファティとアトレティコ・マドリーのジョアン・フェリックスだろう。

 8月25日のベティス戦(2節)で、16歳と298日というクラブ史上2番目の若さでトップデビューを果たしたファティは、6日後のオサスナ戦(3節)でクラブ史上最年少得点記録を更新(16歳と304日)。大黒柱のリオネル・メッシが故障で出遅れた王者にあって、早くも不可欠な存在となっている。

 クラブ史上最高額の1億2600万ユーロ(約157億円)で加入したJ・フェリックスは、19歳とは思えない別格の輝き。開幕から全試合でスタメンを飾り、チームトップの2ゴールに1アシストと、攻撃を牽引している。

 レアル・マドリーのブラジル人コンビ、19歳のヴィニシウス・ジュニオールと18歳のロドリゴは6節のオサスナ戦でアベックゴール。とりわけ、デビュー戦で途中出場から1分で初ゴールを決めた後者の活躍は鮮烈だった。

 そのマドリーと16歳で契約し、レアル・ソシエダにレンタル中のマルティン・ウーデゴーも負けてはいない。4節には得意の左足で見事な一撃を叩き込み、アトレティコ撃破の立役者となれば、6節のアラベス戦では圧巻のスルーパスでミケル・オジャルサバルの先制点をアシスト。かつて「神童」と持て囃されて男が、20歳にしてついにその才能を開花させた。

【動画】"神童"の左足が炸裂!ウーデゴーのミラクルスルーパスはこちら!
 アジアの2人の18歳も異彩を放っている。マジョルカの久保建英とバレンシアのイ・ガンインだ。

 今夏にマドリーと契約し、マジョルカに武者修行に出た久保は、5節のヘタフェ戦でピンポイントクロスを供給して初アシスト。26日に行なわれたアトレティコ・マドリー戦では初先発を飾り、惜しいシュートを放つなど、強豪相手に小さくない存在感を発揮した。

 韓国の至宝は、同じ日に、久保より一足先にリーガ初ゴールをゲット。監督交代で揺れるチームで徐々に出場時間を増やし、そのチャンスを見事に活かした。

 彼らの活躍を受けて、スペイン紙『Marca』は、「ラ・リーガのU-20選手の革命」と題した特集を掲載。20歳以下のプレーヤーのパフォーマンスを伝えるとともに、「あなたのお気に入りのヤングプレーヤーは?」という読者投票を実施している。
 

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