ロサンゼルス・ギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、自身のインスタグラムで妙技を披露した。
 
　37歳の名手が自宅の庭で臨んだのは、じわじわと流行しつつある『マトリックス・チャレンジ』。キアヌ・リーブス主演で1999年にメガヒットを記録した映画『マトリックス』で、終盤に主人公が見せた名シーンが題材だ。敵の放った複数の弾丸をのけぞりながら次々に交わすアクションを模して、『マトリックス・チャレンジ』ではサッカーボールを胸元に置いて腰を落とし、手をグルングルンと回す高難易度プレーが求められる。
 
　これをイブラは、いとも簡単にクリア。英紙『Daily Mail』は「まったく衰え知らずの圧巻スキルに驚かされる。柔軟な身のこなしでリンボーダンスのように弾み、見事なボールコントロールを見せている」と評し、動画を掲載したインスタの投稿欄には「マエストロ！」「永遠のワールドクラスだ」「マトリックス４はズラタン主演で決まりだろ」など、レジェンドを称えるメッセージが後を絶たない。

 

　気になるのは次なる"ご指名"で、イブラは４人の大物の名を挙げた。マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ、プロテニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ、ロシアの総合格闘家であるハビブ・ヌルマゴメドフ、そしてなんと自身の代理人ミーノ・ライオラにも無茶ぶりしている。はたして彼らのレスポンスやいかに──。
 
　MLSでの２シーズン目を戦うイブラは、目下絶好調。今季も27試合で28得点・６アシストと驚異的な数値を叩き出し、チームを見事プレーオフ（10月19日～）に導いている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部