ロドリゴ、“怪物”ロナウドに次ぐ衝撃デビュー弾! 21世紀生まれ選手の“初得点”にジダンも「気に入った!」と歓喜

2019年09月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

鮮やかなドリブル突破から劇的ゴール!

サンチャゴ・ベルナベウでのデビュー戦で自身の能力を遺憾なく発揮したロドリゴ。その才能にジダンも太鼓判を押した。 (C) Getty Images

 これ以上のデビューはないだろう。レアル・マドリーに所属するブラジルU-22代表FWのロドリゴは、現地時間9月25日に行なわれたラ・リーガ第6節のオサスナ戦で71分から途中出場し、1分後に初ゴールをマークした。

 ジネディーヌ・ジダン監督の指示を受け、先制点を決めたヴィニシウス・ジュニオールとの交代でピッチに入ったロドリゴは、同胞の先輩であるカゼミーロからのロングパスを左サイドの高めの位置で受ける。

 すると、ロドリゴは小気味いいドリブルでペナルティーエリアに侵入。フェイントで相手選手を振り切ると、そのまま右足でシュートを流し込み、トップチーム公式戦デビューマッチでの劇的なゴールで飾った。

 データサイト『Opta』によると、投入から93秒でのゴールは、マドリーの選手としては2002年の元ブラジル代表FWロナウド(62秒)に次ぐ早さだという。また、スペイン紙『Marca』は、21世紀生まれのマドリー選手として最初の得点者になったと伝えている。

『Marca』によれば、ロドリゴは試合後に「自分の中でずっと残る一日になった。監督も喜んでいると思う。シーズンを通じて全選手に期待できると監督は知っている」と述べた。

「とてもうれしい。マドリーに来た時からずっと幸せだけど、今日はさらにハッピーだ」

 一方、ジダン監督は「彼らのゴールはうれしいね」と、ヴィニシウスとロドリゴの得点を喜んだ。

「彼らがまだ18歳ほどだということを、我々は時に忘れてしまう。サンチャゴ・ベルナベウでゴールを決めた感動が分かったね。ロドリゴのボールコントロールは気に入った。素晴らしかったね」

 同じ18歳でマジョルカにレンタル移籍した久保建英の"ライバル"は、名門マドリーの地で最高のデビューを飾った。大きな注目を集めるブラジルの新星は、このまま"白い巨人"で飛躍できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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