ここまで4得点を挙げ、サンプドリア躍進の主役を演じているマノーロ・ガッビアディーニに、ナポリが強い興味を示している。
 
　サンプドリアでは右ウイングとしてプレーしているが、本職はCF。ユベントスが50パーセントの保有権を握っていることが示す通り、さらなる飛躍の可能性を秘めたイタリア期待のタレントのひとりだ。
 
　ロレンツォ・インシーニェ、ミチュを故障で失い、冬のメルカートでアタッカーの補強を目論んでいるナポリのリストに名前が挙がるのも当然だろう。
 
　保有権を持つサンプドリアとユベントスは、1400～1500ユーロの移籍金（両クラブで折半）を払うクラブがあれば手放してもいいという意思を明らかにしており、あとはナポリが決断を下すかどうか。
 
　代理人とはすでに接触を終えており、移籍市場が開く来年１月までに具体的な交渉が進められることになるだろう。
 
 
文：ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳：片野 道郎