【短期連載・強豪校レポート】全国を目指す鹿島学園の選手たちが感じた現在地

2019年09月12日 高校・ユース・その他

チームの柱となるキャプテンとGKのコンビ

チームの武器である献身性を体現するキャプテン・豊島(写真右)と課題である守備のキーマンとなる中島(写真左) 写真:滝川敏之

 全国的に見ても茨城県はレベルは高く、ライバルたちとの競争は熾烈だ。それでも夏の遠征ではインターハイに出場した米子北、京都橘を相手に勝利し、チームは確かな成長を感じ始めている。

 CBとして粘り強いディフェンスで後方からチームを支えるキャプテンの豊島朱凌(3年)。チームの武器となる献身性を象徴するような存在であり、悲願の全国に向けて不可欠な選手だ。 



──今のチーム状況を教えてください
 インターハイで負けてから選手たちの気持ちが入り、シビアな雰囲気が出でいる。GKの中島を中心に個人でもズバッと指摘できる選手が多くなった。

 インターハイ前はアップ中にダラダラした雰囲気があっても、誰も強く言えなくてそのまま流していた。結局、予選では最後の10分で失点して負けました。そういう気の緩みが出ました。でも今は練習の強度も上がってきたし、監督に言われながらですけど、インターハイ前よりも良い状態でやれています。

──今日行なわれたadidasのトライオンについて
 自分はアディダスのスパイクを履いたことがなかった。なので、初めてだったのですが、履きやすくて今後も機会があれば使いたいなと思いました。

──着用したのは「COPA(コパ)」の印象は?
 履く瞬間のキツさを感じず、不自由さもなかった。皮もかなり良かったですし、フィット感が違いました。特に中敷きはクッション性が高くて、いつも足裏が痛くなるのですが、全然それを感じませんでした。

──雨でのプレーでしたが、滑るような感じもなかった?
それもなかったですね。あと、自分は天然の皮が好きなのですが、今履いているスパイクと比べても同じくらい蹴りやすいと感じました。


 どんな相手にも得点できるが失点もしてしまうという課題を露呈した。その守備面でキーマンとなるのが中島遼太郎(3年)。184センチの恵まれた体格以上に印象的なのがキャッチングやシュートストップなど技術面の高さだ。



──現在のチーム状況を教えてください。
 インターハイ予選までは人に強く言う事や、勝負に対してシビアになれなかった。そこから自分を含めて、仲間に言えるようになりました。なので、選手権に向けて、もっと一つひとつのプレーにこだわっていきたい。

──シーズンの最初の頃はあまり仲間に意見を言えなかったのでしょうか? 
 最初は言っている時期もあったのですが、厳しい声に対して周りの反応が薄くなったんです。あと、関東大会やインターハイ予選で自分が調子を落としていて、周りに言えなくなったところも影響しました。

──冬の選手権に向けて、意気込みを教えてください。
 コンディションはかなり良い。一番怖いのは怪我。なので、練習後に体のケアをしっかりするようにしたい。

──「PREDATOR(プレデター)」を履いた感想は?
 18.1を履いていた時は、少し足の外側が痛く、良いイメージがなかったんです。でも、19.1は結構フィット感が良かった。自分はGKなのでキックの飛距離や精度を大事にしていて、このスパイクは蹴りやすかった。なので、気に入っています。選手権でもこれを履いて出たいなと思います。

──PREDATORを履いてキックの精度は具体的にどう変わりましたか?
 蹴った時に、皮の薄いスパイクだと痛みや反発がないと感じることがあります。でも、PREDATORは軽く蹴ってもボールが伸びる。本当に蹴りやすいなと思います。サイドにある凹凸が良くて、回転もかけやすいんです。低弾道のキックでも伸びるボールを蹴れます。

──ポイントはどうだった?
 FGなので踏ん張りやすい。例えば、シュートが来た時にポジション移動をする際に、逆サイドに打たれても踏ん張って反応できる。スパイクの中で足がずれることもなかったのでGK向きのスパイクだなと感じました。
 

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