「彼らは“希望”を待ち続けた」ファルカオのガラタサライ加入が決定的に! 空港では5万人の熱烈サポが大歓迎

2019年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

メディカルチェック後に正式発表へ

ガラタサライのタオルマフラーを手にして、笑顔を浮かべるファルカオ。 (C) Getty Images

 現地時間9月1日、ガラタサライ加入が決定的となったコロンビア代表FWのラダメル・ファルカオが、メディカルチェックを受けるためにイスタンブールへ到着した。

 地元メディア『Hurriyet』によれば、移籍金は明らかにされていないものの、契約期間は2年で、1年の延長オプションが付帯するものになったという。

 現在33歳のファルカオは、ポルトやアトレティコ・マドリー、そしてモナコでエースストライカーとしてゴールを量産。プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーでは負傷の影響もあり結果を残せなかったが、2016年の夏にモナコへ復帰してから再び活躍を見せてきた。

 エル・ティグレ(虎)の愛称よろしく貪欲にゴールを狙い続けるこのハンターと、今夏の移籍市場がオープンすると同時に水面下で交渉を重ねてきたガラタサライは、マーケットの終盤になって、ついに意中の点取り屋を口説き落とした。

 クラブが大物ストライカーを獲得したことにファンも熱狂している。『Hürriyet』は、1日にファルカオがアタチュルク空港に到着した際に、5万人を超えるガラタサライ・サポーターが、発煙筒を炊いて盛大な歓迎をした様子を次のようにレポートしている。

「彼らは空港で何時間とファルカオの到着を待ち続けた。そしてクラブの希望となる男が現れた際には、発煙筒を燃やし、新しいチャントを熱唱して歓迎した」

 ご存知の通り、ガラタサライには、日本代表DFの長友佑都が所属している。衰え知らずのダイナモは、今シーズンも開幕から絶対的なレギュラーとしてプレーしているだけに、連携が深まれば、長友のクロスからファルカオがネットを揺らすシーンが数多く見られるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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