J１鹿島アントラーズは８月30日、臨時株主総会ならびに取締役会を開催し、新たな役員体制を発表。社長には、先日、鹿島の経営権を取得したメルカリの取締役社長兼COOを務める小泉文明氏が就任した。

 
　同日の会見で小泉新社長は「歴史ある鹿島アントラーズの経営を任される立場になりまして、地域への貢献、ならびにチーム、サポーターへの貢献、引き続き、常勝軍団としての鹿島アントラーズの発展を、私自身、使命に感じ、尽力していきたい」と抱負を語った。
 
　Jリーグ随一の"常勝軍団"としての歴史を尊重したうえで、独自の手法も取り入れながら「未来のアントラーズを作っていきたい」とモチベーションはすこぶる高い。新体制下でも「地域のみなさまに、足しげく、スタジアムに通っていただけるような、地元に愛されるチーム」を目指し、鹿島が新たな一歩を踏み出した。
 
取材・文●広島由寛（サッカーダイジェスト編集部）

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