【J1採点&寸評】鹿島2-1横浜|MOMはプロ初ゴールが劇的な決勝弾となった上田綺世!横浜は序盤の失点と退場が響く結果に…

2019年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――新加入DF小泉慶は初出場でもサッカー偏差値の高さを示しフィット

【警告】鹿島=クォン・スンテ(69分) 横浜=扇原(30分・77分)
【退場】鹿島=なし 横浜=扇原(77分)
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)

[J1リーグ22節]鹿島2-1横浜/8月10日(土)/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5

開始早々の先制点は狙い通りだろう。その後は横浜に主導権を握られ、際どい判定でリズムを崩したこともあって一時は同点に追いつかれた。しかし、途中出場の上田が値千金の決勝ゴール。横浜を上回り、2位に浮上した。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6

危ないバックパスはシンプルなロングキックでリスクを避ける。クロスボールをパンチングする判断も良かった。
 
DF
37 小泉 慶 6.5

粘着性あるボール奪取から、マイボール時は自身も前へ。加入後初出場ながらサッカー偏差値の高さを随所に見せた。
 
27 ブエノ 6
前で潰す意識を強く持った守備で存在感。ディフェンスラインのバランスを崩すこともあったが持ち味は出した。
 
39 犬飼智也 6
ブエノの後方をカバーしながら最終ラインを押し上げた。この日は直接的な守備よりも危機管理が主な仕事だった。
 
26 小池裕太 5.5
積極的なオーバーラップは評価できるが、すべての面でプレー精度に問題を抱えていた。守備でも仲川に対して後手を踏む。

MF
20 三竿健斗 6.5

プレッシャーを受けた時でもフィジカルの強さを生かして局面を打開する。さらには精度の高いパスで決勝点の起点に。
 
30 名古新太郎 6(81分OUT)
相手の攻撃を防いでからのカウンター時に存在感。軽やかなステップでプレスをかわし、モビリティを生かして前へ。

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