【J1採点&寸評】FC東京1-0仙台|決して仙台も悪くない出来。とはいえ最高殊勲者はシマオ・マテのファウルを誘った…

2019年08月10日 サッカーダイジェスト編集部

FC東京――室屋プレーの一つひとつに魂が感じられた

【警告】FC東京=なし 仙台=ヤクブ・スウォビィク(61分)、中原彰吾(80分)、ハモン・ロペス(87分)、長沢駿(90+1分)
【退場】FC東京=なし 仙台=なし
【MAN OF THE MATCH】永井謙佑(FC東京)

[J1・22]FC東京1-0仙台/8月10日/味の素スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6
なかなか突破口を開けなかったが、永井がシマオ・マテのファウルを誘って得たPKをD・オリヴェイラが決めて先制。最高の出来ではなかったものの、こういう試合を勝ち切れるのは大きい。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 6.5
優れたパンチングを主武器に仙台の攻撃を上手く切っていた。最終ラインとの連係も問題なく安定していた。
 
DF
2 室屋 成 6.5
持ち前の運動量で右サイドをアグレッシブに駆け回る。渾身のスライディングタックルなど、プレーの一つひとつに魂が感じられた。
 
3 森重真人 6.5
仙台のロングボールに対してポジショニングを何度も修正していたプレーからも分かるとおり、ディテールにこだわった守備をしていた。CKからのヒールショットも味わい深かった。
 
14 オ・ジェソク 6.5
同サイドの東をサポートしつつ、敵の飛び出しを警戒。地味ながらも最終ラインに安定感をもたらす役割を果たしていた。
 
32 渡辺 剛 6.5
13分にハモン・ロペスのシュートをブロック。その3分後にはハモン・ロペスにヘッドで競り勝つ。フィジカル能力の高さを見せつけた。
 
MF
7 三田啓貴 5.5(83分OUT)
立ち上がりは仙台の守備網に引っ掛かり、25分には至近距離からシュートミスとやや低調。しかし先制したあたりからスイッチが入った印象も。79分のドリブル突破は迫力があった。
 
8 髙萩洋次郎 5.5
最後まで懸命に戦った。ただ、44分にドリブルを止められたシーンに代表されるように、思い通り前にボールを運べない場面もあった。本来の実力を考えれば……。
 
10 東 慶悟 6.5
前半5分に永井へスルーパスを通し、守備になれば懸命にボールホルダーを追いかける。相変わらず気合いの入ったプレーを見せた。
 
18 橋本拳人 6.5
縦横無尽に走り回りながら攻守の両局面で気の利いた振る舞い。ここまで首位をキープできている背景に、このMFの献身あり!
 

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